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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場 AI熱狂からトランプ発言の冷や水へ
今週の米国株式市場は、週前半にAI(人工知能)への熱狂からS&P500が史上最高値を更新する好調な滑り出しを見せました。
しかし、市場の過熱感を警戒する声もくすぶる中、週末にトランプ大統領の対中関税に関する発言が飛び出し、楽観ムードは一変。
株価は急落し、リスクオフの展開で週の取引を終えました。AIへの期待と地政学リスクの再燃に揺さぶられた一週間でした
10/6(月)AI熱狂が再燃、S&P500は最高値を更新
AMDとOpenAIがAIインフラ構築で大型契約を結んだとのニュースを受け、半導体関連株が市場を強力に牽引しました。
このAIブームを背景に、S&P500種とナスダック総合指数はそろって史上最高値を更新。
AMDの株価は一時24%も急騰しました。市場では「AI関連テーマの勢いは増し続けている」との強気な見方が広がり、米政府機関閉鎖といった懸念材料を打ち消すほどの熱気を見せました。


10/7(火)連日の上昇に一服感、利益確定売り
7営業日続いたS&P500の上昇が止まり、市場は反落。
AIブームに支えられた急ピッチな上昇に対し、「買われ過ぎ」への警戒感から利益を確定する動きが広がりました。
アナリストからは「ここまで力強い上昇が続いた後だけに、一時的な調整は不思議ではない」との声が聞かれ、過熱感を冷ます小休止の一日となりました。


10/8(水)押し目買いで再び最高値、ハイテク株が市場を牽引
前日の下げは一時的なものと見た投資家による「押し目買い」が活発化し、S&P500とナスダックは再び史上最高値を更新。
特にエヌビディアCEOの強気な発言が後押しとなり、半導体株が上昇をリード。
市場では、現在のハイテク株高はドットコム・バブル期とは異なり、堅調な企業収益に裏付けられているとの見方が優勢となり、強気心理が復活しました。


10/9(木)過熱感を再認識、決算シーズン前に様子見ムード
再び市場の過熱感を意識した売りが出て、主要3指数はそろって下落しました。
来週から本格化する企業決算の発表を前に、積極的にポジションを取る動きは限定的。
アナリストからは「市場は予想外の悪材料に敏感になっている」との指摘もあり、経済指標の発表もない中で、投資家は様子見姿勢を強めました。


10/10(金)トランプ発言に市場震撼、株価急落でリスクオフ
トランプ大統領の「対中関税を大幅に引き上げる」というSNS投稿が直撃。
米中対立の再燃懸念から投資家心理は一気に悪化し、市場はリスクオフムードに。
S&P500は4月以来となる2.7%の大幅安となり、主要3指数は軒並み急落しました。
「恐怖指数」として知られるVIX指数も急上昇し、楽観ムードに包まれていた市場に冷や水が浴びせられる形で一週間の取引を終えました。

