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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米株式市場、S&P500が反発 ― 貿易摩擦と利下げ期待の綱引き
15日の米株式市場では、S&P500種株価指数が0.4%上昇し反発しました。米中貿易摩擦への不安がくすぶる中でも、堅調な企業決算と利下げ期待が買いを支えました。
市場全体の動き
指数 |
終値 |
前日比 |
変化率 |
S&P500種 |
6671.06 |
+26.75 |
+0.40% |
ダウ平均 |
46253.31 |
-17.15 |
-0.04% |
ナスダック総合 |
22670.08 |
+148.38 |
+0.66% |
S&P500は一時1.2%高まで上昇した後に下落、その後再びプラス圏に戻るなど、不安定ながらも底堅い展開でした。
主な材料
銀行・半導体セクターが市場を牽引
FRB(米連邦準備制度理事会)の姿勢
マイランFRB理事は、貿易摩擦が経済見通しの不確実性を高めているとし、
「下方リスクが増しており、迅速な利下げが重要だ」
と発言。
利下げ(政策金利を引き下げること)への期待が市場を下支えしました。
米中関係の最新動向
ベッセント米財務長官は、
-
中国のレアアース輸出規制の先送りを条件に、
-
対中関税の適用停止を長期化する提案をしたと発表。
さらに、トランプ大統領と習近平国家主席の会談が月内に韓国で実現する可能性にも言及しました。
専門家の見方
用語補足
-
押し目買いとは?
一時的に株価が下がったタイミングを“買い場”と見て購入する投資手法。
-
利下げとは?
中央銀行が金利を下げ、資金調達をしやすくする政策。景気を刺激する効果がある。
-
レアアースとは?
ハイテク製品やEV(電気自動車)に欠かせない希少金属。中国が世界の供給を大きく握っている。
まとめ
-
S&P500は0.4%上昇し反発、銀行と半導体株が上昇を牽引
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FRB理事が利下げの必要性を再強調し、金融緩和期待が高まる
-
米中摩擦への警戒は残るが、堅調な決算が市場を支えた
-
投資家心理は安定、ドル安も追い風に
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
【米国債市場】短期債中心に利回り上昇 利下げ観測織り込みも勢い失速
- FRBの追加利下げ観測を背景に、米国債は短期・中期ゾーンが下落(=利回り上昇)
- 2年債利回りは年初来の低水準に迫った後、反発
- 利下げ観測は織り込み済みで、今後の相場は調整局面入りとの見方も
短期債の利回りが上昇、利下げ期待で一時低下後に反発
15日の米国債市場では、短期から中期の国債が下落(利回りは上昇)しました。
FRB(米連邦準備制度理事会)による今月の追加利下げ観測を受けて、2年債利回りは一時3.46%と年初来の低水準に迫りましたが、その後は反発。
最終的には3.50%(+1.7bp)で取引を終えました。
国債 |
利回り |
前営業日比 |
変化率 |
米30年債 |
4.63% |
-0.6bp |
-0.13% |
米10年債 |
4.03% |
±0.0bp |
±0.00% |
米2年債 |
3.50% |
+1.7bp |
+0.48% |
10年債は4.03%と横ばい。心理的節目の4%を下回る水準では買いが入りやすく、上抜けると売りが出やすい状況が続いています。
「追加利下げは織り込み済み」—市場は12月も見込む
BMOキャピタル・マーケッツは、「パウエル議長の発言を受け、今月末のFOMCで0.25%の利下げが確実視されている」と指摘しました。
さらに「市場は12月の利下げもほぼ完全に織り込んでいるが、来年1月以降は不透明」としています。
成長懸念と関税リスクが今後の焦点
ペッパーストーンのマイケル・ブラウン氏は、「FF金利が来年半ばに3%へ低下するとの見方が現在の利回り水準に反映されている」と分析。
ただし、「関税ショックが再燃しない限り、これ以上の利回り低下は限定的」としています。
また、「最も明白な上昇要因は成長懸念の再燃だ。特にトランプ氏の“100%関税”発言が現実味を帯びれば、市場は再び安全資産に逃避するだろう」とコメントしました。
専門家の見方:「重要な節目を下回れず、調整局面入り」
アクション・エコノミクスのキム・ルパート氏は、「2年債3.50%、10年債4.0%という節目を下回れず、市場は行き過ぎた反応から調整局面に入った」と指摘しました。
つまり、短期的な利回り低下は行き過ぎだった可能性があります。
「利回り」とは?
国債の利回りとは、投資した金額に対して得られる利息の割合を示します。
価格が下がると利回りは上がり、価格が上がると利回りは下がります。
(例:債券価格が上昇=人気が高まり、安全資産として買われている状態)
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
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