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目次
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一週間の動き

先週

今週の為替市場
今週の為替市場は、週初に米中貿易摩擦への過度な懸念が後退しドルが買い戻される場面もありましたが、その後は米中間の対立再燃や米国の経済指標悪化を背景に、市場全体がリスク回避的なムードに。
結果として、安全資産とされる円やスイスフランが買われ、ドルは週間を通じて下落基調を強める一週間となりました。
10月13日(月)緊張緩和ムードでドル反発、薄商いの中で円安進む
週明けの市場は、トランプ米大統領が中国への追加関税に関する発言のトーンを和らげたことを受け、米中貿易摩擦への過度な懸念が後退。
前週末に売られていたドルが買い戻されました。
日米が祝日で商いが薄い中、ドル円は一時152円台半ばまで上昇(円安)
FRB高官からは年内の追加利下げを示唆する発言もありましたが、市場の反応は限定的


10月14日(火)米中摩擦再燃でリスクオフ、ドル下落で円高に転じる
前日の楽観ムードは一転し、米中が相互に港湾使用料の追加徴収を開始したことで貿易摩擦への懸念が再燃。
これを背景に、市場はリスク回避の動きを強め、安全資産とされる円やスイスフランが買われ、ドルは下落。
ドル円は151円台まで値を戻しました(円高)
また、パウエルFRB議長がバランスシート縮小の可能性に言及したことも、ドルの重しとなりました。


10月15日(水)貿易摩擦と利下げ観測が重し、ドル続落
米中貿易摩擦を巡る米当局者の発言が相次ぎ、先行き不透明感が広がったことで、ドルの下落が続きました。
前日のパウエル議長の発言も引き続き意識され、市場ではFRBによる利下げ観測が強まるん流れ。
円は対ドルで一時150円台まで買われ、約1週間ぶりの高値をつけました。


10月16日(木)米経済指標悪化も加わり、ドル安・円高が加速
米中の対立がレアアース(希土類)問題にまで及び、貿易摩擦の激化が鮮明になると、安全資産への逃避がさらに強まりました。
加えて、発表された米国のフィラデルフィア連銀製造業景況指数などが予想外に悪化したことで、米国経済の減速懸念が浮上。
ドル売り・円買いの流れが加速、ドル円は一時150円台前半まで下落しました。


10月17日(金)ドルは小動きも週間では大幅安、不透明感の中で越週
この日はドルが小動きに終始したものの、週間を通して見ると、米中貿易摩擦の激化、米国の景気減速懸念、そしてFRBの利下げ観測という3つの重しによって、ドルは主要通貨に対して大幅に下落。
米政府機関の一部閉鎖が始まるなど不透明な材料も多く、市場は根強い警戒感を抱えたまま週末を迎えました。

