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目次
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一週間の動き
週間まとめ
週の前半は、青森県東方沖での地震発生やGDP下方修正を受け、日本経済への懸念から円が売られる展開でした。
しかし、最大の注目イベントであった米FOMCで予想通りの利下げ(0.25%)が決定され、パウエル議長がハト派的な姿勢(利上げの可能性否定など)を示したことで流れが一変。
週の後半は米国の雇用関連指標の悪化も重なり、ドル売り・円買い戻しの流れが強まりました。週末は来週の日銀会合を控え、調整色を強めて取引を終えています。
12/8(月) 青森沖地震とGDP下方修正で円下落、156円に迫る
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動向: 青森県東方沖でM7.6の地震が発生し、津波警報や「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出されたことで円売りが優勢に
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背景: 7-9月期実質GDPが下方修正され、高市政権の積極財政を後押しするとの見方も浮上。米債利回り上昇に伴いドルは堅調
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結果: ドル円は一時155.99円まで上昇
12/9(火) 米求人増でドル堅調、植田総裁発言あるも円は全面安
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動向: 米JOLTS求人件数が5ヶ月ぶり高水準となり、ドルが買われる展開。円は対ドルで157円近辺、対ユーロで最安値を更新するなど全面安
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背景: 日銀・植田総裁が「2%インフレに近づいている」と発言するも、市場は米国の労働市場の底堅さとFRBの動向をより重視
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結果: ドル円は0.65%上昇し156.93円へ
12/10(水) FOMC利下げ決定とパウエル議長のハト派姿勢でドル急落
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動向: FRBが0.25%の利下げを決定。パウエル議長が将来の利上げ可能性を低く見積もる発言をしたことで、事実上の「ドル売り」材料となった
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背景: ドットチャートでも26年・27年の利下げ見通しが示され、ドルの重しに。カナダ中銀は据え置き
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結果: ドル円は156円台から急反落し、一時155.80円まで円高進行
12/11(木) 米失業保険申請の急増でドル続落、円買い戻しが加速
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動向: 新規失業保険申請件数が予想以上に急増し、米労働市場への懸念からドル売りが継続
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背景: オプション市場でもドル弱気派が増加。一方でスイス中銀は金利据え置きでフラン高。ノムラなどが将来的な円高予想(2026年に142円)を発表
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結果: ドル円は0.28%下落し155.58円へ
12/12(金) 週末の調整と来週の日銀会合への警戒感で小動き
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動向: 3週連続のドル下落トレンドの中、週末を控えたポジション調整でドルが小幅に買い戻される
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背景: 来週の日銀金融政策決定会合での利上げ(0.75%超えの視野)観測が高まり、市場は様子見ムード。英GDPはマイナス成長
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結果: ドル円は小幅反発し155.82円でクローズ




