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目次
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一週間の動き
【週間サマリー】日銀利上げと米利下げのコントラストで円高基調へ
今週の最大のテーマは「日米金利差の縮小観測」でした。
週初に日銀・植田総裁が12月の利上げを示唆し、週後半には政府(記事内では高市早苗政権と表記)がそれを容認する姿勢を見せたことで、円買い材料となりました。
一方、米国では雇用関連指標の悪化により、次週のFOMCでの利下げ観測が約90%まで上昇。
ドル売り圧力が継続しました。結果として、ドル円は一時154円台半ばまで下落し、円高圧力が強い一週間となりました。
12/1(月)植田総裁「利上げ示唆」で円急伸、154円台へ
週明け早々、日銀の植田総裁が12月の会合での追加利上げの可能性を示唆したことがサプライズとなりました。
これを受け、日本の金利先高観から円が買われ、ドル円は一時154円67銭まで急落。
一方で米国側も12月利下げ期待が高まり、ドル全体が軟調なスタートとなりました
12/2(火)円買い一服、次期FRB人事と関税懸念でドルの上値重く
前日の植田発言による円買いが落ち着き、円は4営業日ぶりに反落。
しかし、トランプ次期政権の人事(ハセット氏の次期FRB議長指名の可能性)や関税への警戒感からドルの戻りも鈍く、市場は米経済指標待ちの様子見ムードとなり、狭いレンジでの推移となりました。
12/3(水)米雇用指標の悪化でドル全面安、ユーロは7週間ぶり高値
米ADP雇用統計が予想外のマイナス(3.2万人減)となったことで、米経済の減速懸念が強まりドルが全面安となりました。
FRBによる12月利下げ確率は約90%へ上昇。
ドル円は再び155円台前半へ下落し、ユーロなど他の主要通貨に対してもドルが売られる展開となりました
12/4(木)政府の「利上げ容認」報道で円一段高、154円台再突入
日銀の12月利上げに対し、政権側が容認する姿勢であるとの報道が伝わり、円買いが再加速。
OIS市場での利上げ織り込み度は約90%まで急騰。
米失業保険申請件数は改善しましたが、米利下げ観測を覆すには至りませんでした。
12/5(金)重要イベントを翌週に控え、円高一服で様子見ムード
翌週に控えるFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀会合を見極めたいとの思惑から、積極的な取引が手控えられました。
日銀利上げ観測は継続しているものの、週末のポジション調整もあり円は小幅に反落。
155円台前半での揉み合いで一週間を終えました




