2025/2

経済ニュースまとめ 週始めの重要ニュース 2025/2/10

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週初めのニュース

石破首相、トランプ氏との初会談で予想以上の成果―日米経済協力が進展へ

石破茂首相は、トランプ米大統領との初会談で、緊密な同盟関係と経済協力の深化に向けた工程表(ロードマップ)に合意しました。日本製鉄(以下、日鉄)によるUSスチール買収計画については、買収ではなく大規模投資を行う形で合意に至り、両首脳が認識を共有しました。

アジア・グループのハヤシ氏は、石破首相がトランプ氏の取引重視のスタイルに適応したことが成果につながったと指摘。今回の合意は、日米経済協力の強化に向けた重要な一歩となりました。


中国の物価指標に春節(旧正月)の影響―消費拡大で一時的に加速

中国の1月消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%上昇し、昨年12月の0.1%上昇から加速しました。これは、春節(旧正月)連休を挟んだ個人消費の拡大による一時的な影響とみられています。

一方で、生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.3%低下し、2年4カ月連続で前年割れの状態が続いています。春節後の消費動向が、今後の中国経済に影響を与える可能性があります。


CPIとPPIとは?

CPI(消費者物価指数):消費者が購入する商品やサービスの価格変動を示す指標。物価上昇が続くとインフレ(物価高)とされます。

PPI(生産者物価指数):企業が仕入れる商品や原材料の価格動向を示す指標で、将来の消費者物価に影響を与えることがあります。

 


英石油会社BPにアクティビスト株主が出資―業績改善策を要求か

業績不振が続く英石油会社BPに対し、米国のアクティビスト投資家エリオット・インベストメント・マネジメントが相当規模の株式を保有していることが明らかになりました。エリオットはBPに抜本的な業績改善策を求めており、株価が過小評価されているとの認識を示しています。

エリオットによる出資が、BPの企業戦略や市場価値の向上にどのように影響を与えるかが注目されています。


イーロン・マスク氏、TikTok米事業の買収に関心示さず

イーロン・マスク氏は、中国系動画アプリ「TikTok」の米事業買収に関心がないことを明言しました

独紙ウェルトが公開したビデオで、マスク氏は「TikTokの買収に入札していない」と述べ、トランプ大統領が同買収を支持していたことに対しても「興味がない」とコメントしました。

マスク氏は、これまでゼロから企業を立ち上げることを基本方針としており、X(旧ツイッター)買収は例外的なものであったと説明しています。


買収と新規事業立ち上げ

買収:既存の企業を購入して経営権を取得すること。

新規事業立ち上げ:ゼロから新しい企業を設立して事業を展開すること。両者には投資リスクや成長速度などに違いがあります。


ロシア、プーチン氏とトランプ氏の電話会談報道を否定せず

ロシア政府は、プーチン大統領とトランプ米大統領が電話でウクライナ情勢について話し合ったとの報道について、否定も確認もしませんでした。ニューヨーク・ポストは、両首脳が会談で戦争終結を議論したと報じましたが、具体的な日時には言及していません。

トランプ氏は、戦場での犠牲者を減らすことが目的だと述べており、ウクライナ政府首脳とも「良好な話し合いをしている」と語りました。来週には停戦計画が正式に発表される予定です。

今週のアメリカ注目指標

通貨強弱(為替市場)

先週(2/3~2/7)

先々週(1/27~1/31)

↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

債券市場 金利市場

CMEのFedWatchツールの見方はこちら

総合:利下げ織り込み(先週比)

今日

一週間前

FedWatch分析 アメリカの政策金利予想

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