2025/2

経済ニュースまとめ 今朝のニュース 2025/2/11

経済ニュース速報まとめ わかりやすい市場分析とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)初心者にも分かりやすく要約しています

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています

情報収集の時短にぜひ活用してください

初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします

当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです

昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います

金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています

X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします

ファンダメンタル分析【オススメ】書籍ブログサイト

経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!

私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。

今朝のニュースまとめ

経済、金融ニュースまとめ】・海外記事まとめ

米株、為替、国債などの最新金融ニュースはこちら

※更新はAM8:00頃

トランプ氏、鉄鋼・アルミニウム輸入に25%関税を発表―日鉄はUSスチールの買収を断念

トランプ米大統領は、鉄鋼およびアルミニウムの全輸入品に対して25%の関税を課す方針を10日に発表しました。この関税政策は、主要な貿易相手国との関係に影響を与える可能性があり、貿易摩擦の激化が懸念されています。特にカナダ、メキシコ、ブラジル、韓国といった鉄鋼輸出国に大きな影響が及ぶ見通しです。

また、トランプ氏は日本製鉄(以下、日鉄)が米国の鉄鋼メーカーUSスチールの過半数株を取得することは許可しないと発言。日鉄は買収を断念し、代わりに大規模な投資を行うことで合意に至っています。


市場の反応と影響

金融市場
トランプ氏の発言を受け、米ドルが対主要通貨で上昇。オーストラリア・ドルは対米ドルで下落しました。金属市場では、シンガポール市場の鉄鉱石価格が0.1%上昇、ロンドン金属取引所(LME)のアルミ価格も小幅上昇しました。

鉄鋼・アルミ産業への影響
コンサルティング会社ホライズン・インサイツのアナリスト、メンティアン・ジアン氏は、「この関税は市場のセンチメント(地合い)を悪化させる」と指摘。市場が関税を完全に織り込むには2~3日かかる可能性があるとしています。

さらに、風力発電や石油掘削といった米国エネルギー産業にも影響が広がると予想されています。一部の特殊鉄鋼を使用する企業は、関税適用除外を求める動きを強めています。

中国、米国製大型エンジン車に10%の報復関税を発動―米中貿易摩擦が激化

中国政府は10日、米国から輸入される大型エンジン搭載車に対し、10%の追加関税を発動しました。これはトランプ米政権が発表した鉄鋼・アルミニウムへの一律関税への報復措置であり、米中間の貿易交渉が合意に至らなかったことを受けたものです。

この関税措置は2.5リットル以上のエンジンを搭載した自動車が対象で、中国国営中央テレビ(CCTV)が報じました。


米自動車メーカーへの影響

米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなどの大手自動車メーカーが影響を受けますが、米国からの大型車輸出は比較的小規模であるため、短期的な打撃は限定的と見られています。昨年、米国から中国に輸出された大型エンジン車は約31億ドル(約4700億円)相当に留まっており、これらのメーカーは主に中国国内で現地生産を行っています。

一方、中国市場では電気自動車(EV)の需要が拡大しており、比亜迪(BYD)などの国内メーカーがシェアを伸ばしています。GMやフォードはすでに中国市場で苦戦を強いられており、今回の追加関税がさらなるプレッシャーとなる可能性があります。


関税の影響

関税がかかると、輸入品の価格が上がり、現地で販売される商品が競争力を失います。これにより、消費者は価格の安い現地メーカーの商品に乗り換える傾向があります。

 

※更新はAM8:00頃

毎日経済ニュースを要約していますが、「もっとこんな情報があれば」「もっとシンプルに」「ここが見づらい」「わかりづらい」などのご意見をお待ちしています!

問い合わせからメール、X(Twitter)DMやリプなどからよろしくお願いします!