米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約とは?
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

米株式市場が急落、政策不安と景気後退懸念が高まる
トランプ政権の政策を懸念、株価は大幅下落
10日の米株式市場は大きく下落しました。トランプ大統領の関税政策や米政府機関閉鎖の可能性が投資家の不安を高めています。
- S&P500種:5614.56(-2.70%)
- ダウ平均株価:41911.71(-2.08%)
- ナスダック総合指数:-3.8%(特にハイテク株が大きく下落)
S&P500は直近の高値から8.6%下落しており、「調整局面入り」(株価が高値から10%以上下落すること)が迫っています。
トランプ氏の関税政策が市場に悪影響
トランプ大統領が経済への影響を考慮せず、貿易政策や政府機関の規模縮小を強行すると市場が懸念し、投資家心理が急速に悪化しています。
- トランプ氏は経済が景気後退(リセッション)に入る可能性を否定しませんでした。
- 米政府機関閉鎖の可能性も投資家心理を悪化させています。
個別銘柄の大幅な下落
特にテクノロジー銘柄が大きな下落となりました。
- テスラは納車台数予測が引き下げられ、15.4%の急落(2020年9月以来最大)。
- 「マグニフィセント7」などの大型ハイテク株も、日銀の追加利上げ観測による円高で下落。
米国債市場には安全資産需要で資金流入
景気後退懸念から、安全資産の米国債に資金が流入し、利回りは一時低下しました(債券価格上昇)
ボラティリティー(価格変動)が非常に高い状態が継続
市場の不安定さを示すVIX指数(恐怖指数)は昨年8月以来の高水準を記録しました。市場の値動きが激しくなっています。
まとめ
✅ 米国株式市場は関税政策と景気後退懸念から大幅急落。S&P500は2.7%下落。
✅ テスラ株が15.4%急落し、ハイテク株中心に売りが強まりました。
✅ 政府閉鎖リスクや関税戦争激化への不安から投資家心理は悪化し、ボラティリティーが急激に高まっています。
✅ パウエルFRB議長は利下げを急がないとの発言で、国債利回りは最終的に上昇しました。
✅ 投資家は政策の不透明感が解消されるまで、株価の大きな変動が続くと予想しています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

FedWatch分析 アメリカの政策金利予想
2025/3/8(土)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
✅次回利下げ確率(前日比)
2025/3/29 1回⇨0.25%
0回→97.00%(+6.00%)
1回→3.00%-6.00(%)✅今年12月まで利下げ確率(前日比)
1回→0%(0%)
2回→12.96%(+9.10%)
3回→87.04%(-9.16%)年内利下げ織り込み、3回→87%(-9%) pic.twitter.com/SYxOSaLaL0
— タッタ🤖ふぁんだめんたる分析 (@FedWatch0) March 7, 2025
米国債利回りが大幅低下、景気後退懸念が強まる
米国債利回りが軒並み低下、安全資産への需要が高まる
米国債市場は、トランプ政権による関税政策や政府支出削減を背景に、米経済の景気後退(リセッション)への懸念が高まり、安全資産として米国債が買われました。その結果、利回りが大きく低下(債券価格上昇)しました。
- 30年債利回り:4.54%(前日比-5.7bp)
- 10年債利回り:4.213%(前日比-10.5bp)
- 2年債利回り:3.88%(前日比-11.6bp)
※1bp(ベーシスポイント)=0.01%の変動です。
雇用統計や関税政策が背景に
- 7日に発表された米雇用統計の結果が予想を下回ったことに加え、トランプ大統領の関税政策や政府機関の大量人員削減への懸念が市場心理を悪化させました。
- 景気後退リスクが意識されるなか、安全資産とされる米国債への逃避資金が増え、利回りは大きく低下しました。
FRBの利下げ期待が再び強まる
- 金利スワップ市場では、年内に75bp(約0.75%)の利下げが織り込まれ、最初の利下げは6月に25bpの見込みです。
- 市場関係者は、トランプ政権の財政刺激策縮小や人員削減が、今後さらに景気の鈍化を引き起こすと予想しています。
専門家の見解
- 市場の不安定化により投資家のディフェンシブ(守り)の姿勢が強まっています。
- 市場参加者の間で「トランプ政権は景気悪化を容認するのではないか」との見方が広がり、安全資産である米国債が買われる動きが加速しています。
まとめ
✅ 米国債利回りが急低下、景気後退懸念で安全資産への資金逃避が進みました。
✅ 10年債利回りは10.5bpの大幅低下、2年債も約7.8bp低下。
✅ 市場はFRBが6月に25bpの利下げを開始し、年内合計約75bp利下げすると予想しています。
✅ トランプ政権の関税政策や政府の人員削減が景気後退リスクを高めています。
✅ 安全資産への資金流入が続く限り、米国債市場は買い優勢(利回り低下)の状況が継続する可能性が高いです。