2025/4

【経済ニュースまとめ】株式市場の一週間まとめ4/21~4/25

【経済ニュースまとめ】

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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

 

為替市場の一週間まとめはこちら

今週の株式市場サマリー

週明けはトランプ大統領のFRBへの利下げ圧力や貿易戦争への懸念から市場は急落しましたが、週半ばにかけて貿易摩擦緩和への期待や早期利下げ観測が浮上し、市場は大きく反発しました。特にハイテク株が相場を牽引し、主要株価指数は週間で上昇を記録しました。ただし、貿易問題を巡る不透明感や企業業績への影響は依然として市場の懸念材料となっています。


4月21日(月):FRB独立性への懸念と貿易不安で市場急落

連休明けの市場は、トランプ大統領が再びパウエルFRB議長に利下げを要求したことを受け、FRBの独立性に対する懸念が強まりました。

世界的な貿易戦争への不安も重なり、投資家心理が悪化。米国資産売りが加速し、ダウ平均は約971ドル安、S&P500種、ナスダック総合もそれぞれ約2.5%下落しました。

FRB議長解任の可能性も報じられ、市場の不安定さが増しました。個別では、決算を控えたテスラや、競合の動向が報じられたエヌビディアなどが売られました。

株式指数 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5158.20 -124.50 -2.36%
ダウ工業株30種平均 38170.41 -971.82 -2.48%
ナスダック総合指数 15870.90 -415.55 -2.55%

4月22日(火):貿易摩擦緩和への期待から急反発

前日の大幅下落から一転、市場は急反発しました。米財務長官が中国との貿易摩擦緩和に言及したとの報道や、ホワイトハウスによる貿易交渉進展の発言を受け、関税対立が和らぐとの期待が広がりました。

ダウ平均は1000ドル以上上昇し、主要3指数は軒並み2.5%を超える上昇となりました。個別では、通期見通しを維持した3Mや資産売却を発表したボーイングが上昇しました。一方、IMFは世界経済見通しを下方修正し、警戒感も残りました。

株式指数 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5287.76 129.56 2.51%
ダウ工業株30種平均 39186.98 1016.57 2.66%
ナスダック総合指数 16300.42 429.52 2.71%

4月23日(水):政策期待と好決算が支え、続伸

市場は続伸。トランプ大統領がFRB議長解任の意向がないことを明確にしたことや、米中貿易協議の一環として関税引き下げが検討される可能性が報じられたことで、市場に安心感が広がりました。

ただし、関税引き下げに関するホワイトハウスの発言を受けて上げ幅を縮小する場面もありました。個別では、決算内容が好感されたボーイングや、CEOが経営への集中を表明したテスラが上昇しました。

株式指数 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5375.86 88.10 1.67%
ダウ工業株30種平均 39606.57 419.59 1.07%
ナスダック総合指数 16708.05 407.63 2.50%

4月24日(木):早期利下げ期待とハイテク株高で3日続伸

ハイテク株主導で市場は3日続伸。FRB高官から景気減速時には利下げを支持する発言や、早期利下げの可能性を示唆する発言が相次ぎ、金融緩和への期待が高まりました。

米中貿易交渉を巡っては両国の主張に食い違いも見られましたが、市場への影響は限定的でした。好決算を発表したサービスナウが急伸し、他のハイテク株にも買いが波及。一方、ペプシコやP&Gなどは貿易摩擦の影響を理由に見通しを引き下げました。

株式指数 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5484.77 108.91 2.03%
ダウ工業株30種平均 40093.40 486.83 1.23%
ナスダック総合指数 17166.04 457.99 2.74%

4月25日(金):ハイテク堅調で4日続伸、週間上昇を達成

市場は4日続伸し、週間での上昇を確保しました。S&P500種は節目の5500ポイントを回復。好決算を発表したアルファベットをはじめとするハイテク株が相場を牽引しました。

トランプ大統領が関税猶予の再延長に否定的な見解を示すなど、貿易問題を巡る不透明感から上値が重くなる場面もありましたが、中国が一部米国製品への報復関税除外を検討しているとの報道も伝わりました。米消費者マインド指数は関税への懸念から低下しました。

株式指数 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5525.21 40.44 0.74%
ダウ工業株30種平均 40113.50 20.10 0.05%
ナスダック総合指数 17382.94 216.90 1.26%

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