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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

米国債下落、製造業データ好調で年内利下げ観測が後退
- 米国債は下落し、利回りが上昇
- 米製造業活動のデータが予想よりも良好
- 市場での米国の利下げ観測がやや後退
各国債の利回り状況
- 米30年債利回り: 4.72%(前営業日比+4.2bp、変化率0.89%)
- 米10年債利回り: 4.22%(前営業日比+5.4bp、変化率1.29%)
- 米2年債利回り: 3.69%(前営業日比+9.2bp、変化率2.55%)
※bp(ベーシスポイント)とは:金利の変動を表す単位で、1bp=0.01%を意味します
米製造業活動と市場の反応
- 4月の米製造業活動は縮小したが、予想より悪くないと受け止められる
- 米金融政策に敏感な2年債利回りは一時11bp以上上昇
- 4月の製造業PMIは48.7で、市場予想の48.0を上回る
- トランプ政権の関税措置で供給網が圧迫
- 原材料価格は高止まり
利下げ予測の変化
- トレーダーが予測する年内の利下げ幅:約90bp(この日の早い段階では約107bp)
- 最初の0.25ポイント利下げ:7月実施が100%織り込まれている
- ブラックロックのストラテジスト見解:「今年3~4回の利下げは妥当だが、大きな成長ショックがない限り、年内4回の利下げはない」
国債利回りの動き
- 国債利回りは一時3週間ぶりの低水準に下がるも、その後上昇に転じる
- 10年債利回り:5.6bp上昇の4.231%(一時は4.124%と4月7日以来の低水準)
- 2年債利回り:8.4bp上昇の3.705%(一時は3.558%と4月7日以来の低水準)
まとめ
✅ 米国債は下落し、製造業データが予想より良好だったことから年内の利下げ観測が後退
✅ 市場が予測する年内の利下げ幅は約90bpに縮小(当初は約107bp)
✅ 7月の最初の利下げは確実視されているが、年内4回の利下げは大きなショックがない限り実現しにくい
✅ 製造業活動は縮小も市場予想を上回り、関税措置による原材料価格高止まりが示された
✅ 国債利回りは一時低下後、上昇に転じ、終盤には3週間ぶりの水準から上昇