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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
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昨日

【米国債市場】米中電話会談で流れ変わる、10年債利回りは4.395%に上昇
米国の国債市場では、経済指標の発表や米中関係の動向によって価格が大きく変動しました。国債の価格と金利(利回り)は逆の関係にあるため、価格が下がると利回りが上がり、価格が上がると利回りが下がります。
失業保険申請件数発表後の市場反応
米国の失業保険申請件数が発表された直後、国債価格は一時的に上昇しました。しかし、その後は下落に転じ、午後の株式市場の下落にもかかわらず、国債市場は軟調な状態が続きました。
※軟調:市場で価格が下がり気味で弱い状態のこと
米中貿易摩擦への期待が市場に影響
国債利回りは当初、経済指標を受けて低下していましたが、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が電話会談を行ったとの報道により、状況が変化しました。
米中関係の改善への期待が高まったことで、市場参加者の見方が変わりました。USバンク・アセット・マネジメントの専門家は「米中首脳の電話会談が建設的だったとの見方に市場が反応した」と分析しています。
各年限の国債利回りの動き
終盤の取引では、以下のような結果となりました
10年債利回り:4.395%(3bp上昇)
一時は5月8日以来の低水準4.318%まで下落していた
30年債利回り:4.857%(0.3bp低下)
2年債利回り:3.926%(4.9bp上昇)
一時は5月8日以来の低水準3.833%を記録
※bp(ベーシスポイント):金利の単位で、1bp = 0.01%
まとめ
✅ 米国債は失業保険申請件数発表後に一時上昇したが、その後下落に転じた
✅ 米中首脳の電話会談報道により、貿易摩擦緩和への期待が国債市場に影響を与えた
✅ 10年債利回りは最終的に4.395%まで上昇し、一時の大幅下落から回復した
✅ 米中関係改善への楽観的見方が経済指標による影響を上回る結果となった