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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場:関税に揺れ、ハイテク株が支えた一週間
今週の米国株式市場は、トランプ大統領が打ち出す関税政策に大きく左右される展開となりました。
週初は日本や韓国などへの新たな関税発表で急落して始まりましたが、市場が次第にニュースに慣れると、エヌビディアを筆頭とするハイテク株の力強さや企業の好業績への期待から、S&P 500指数が過去最高値を更新する場面もありました。
しかし、週末にかけて新たな関税の動きが伝わると再び警戒感が広がり反落。総じて、貿易摩擦への懸念とハイテク主導の強気相場が綱引きを演じる、ボラティリティの高い一週間でした。
7月7日(月):貿易摩擦の再燃で波乱の幕開け、株価は急反落
週明けの市場は、トランプ大統領が日本や韓国に対する高関税を発表したことを受け、投資家心理が急速に悪化し、主要3指数そろって大幅に下落。
特に、先週まで過去最高値の更新が続いていただけに、利益確定の売りも重なりました。個別では、イーロン・マスクCEOが新党結成を発表したテスラが、本業への集中を懸念されて8%超の急落となりました。

7月8日(火):関税への警戒続くも、小幅な値動きに終始
前日の急落から一転、市場は落ち着きを取り戻し、小幅な値動き。
トランプ大統領が銅などへの追加関税を示唆したものの、市場には「交渉の余地あり」との期待感もくすぶり、方向感に欠ける展開でした。
エネルギーセクターが上昇した一方で、ディフェンシブなセクターが売られるなど、物色の動きが見られました。

7月9日(水):ハイテク株が牽引し市場は反発!エヌビディアは時価総額4兆ドル突破
関税のニュースに対する市場の反応が鈍くなる中、エヌビディアなどの大型ハイテク株に買いが戻り、市場は力強く反発。
特にエヌビディアは、AI需要への期待から時価総額が一時史上初の4兆ドルに達し、相場を牽引しました。
また、FOMC議事要旨で年内の利下げ期待が維持されたことも、投資家心理を支えました。

7月10日(木):好業績期待で続伸、S&P 500は過去最高値を更新
デルタ航空が好調な業績見通しを示したことをきっかけに、経済の先行きに対する楽観的な見方が広がり、市場は続伸しました。
ダウ輸送株指数も大きく上昇し、景気の力強さを示唆。S&P 500種株価指数とナスダック総合指数はそろって終値での過去最高値を更新しました。
エヌビディアも終値ベースで時価総額4兆ドルを維持し、ハイテク株の強さが際立ちました。

7月11日(金):再びの関税懸念で反落、週末は利益確定ムード
週の終わりには、トランプ大統領がカナダに対する新たな関税適用を明らかにしたことで、再び貿易政策への不透明感が強まり、市場は反落。
連日の上昇による過熱感もあり、週末を前に利益を確定する動きが優勢となりました。来週から本格化する企業決算を前に、様子見ムードも広がりましたが、エヌビディアは逆行高となり、強さを見せつけました。
