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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場
今週の米国株式市場は、S&P500種株価指数が連日で過去最高値を更新するなど、非常に好調な一週間でした。主な要因は、関税を巡る通商交渉が進展するとの期待感と、人工知能(AI)関連を中心に好調な企業決算が相次いだことです。一方で、決算内容や関税の影響によって個別銘柄の明暗が分かれる場面も見られました
7月21日(月):様子見ムードの中、S&P500は新領域へ
週明けの市場は、関税リスクへの警戒感と、本格化する決算シーズンを前にした様子見ムードが交錯しました。
その中でS&P500種株価指数は小幅ながら上昇し、終値で初めて6300の大台に乗せました。テスラやアルファベットといった大手ハイテク企業の決算に期待が集まる一方、トランプ政権の関税に対する強硬姿勢が引き続き意識されました。

7月22日(火):AI期待と関税懸念の綱引き
S&P500種は小幅に続伸し、再び過去最高値を更新。
市場の関心は引き続き、決算と通商協議に集まりました。AI関連への根強い期待が相場を支える一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が関税による10億ドルの悪影響を発表して株価が急落するなど、貿易問題が企業業績に与える具体的な影響も表面化しました。

7月23日(水):通商合意への期待が株価を押し上げ
米国が日本と通商合意に至り、さらにEUとも同様の合意を結ぶとの観測が強まったことで、市場心理が大幅に改善。
S&P500種、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数の主要3指数がそろって続伸し、S&P500種とナスダックは終値で過去最高値を更新しました。引け後に発表された決算では、アルファベットの売上高が予想を上回った一方、テスラは予想を下回る結果となりました

7月24日(木):AIの光とEVの影、明暗分かれる決算
S&P500種は小幅ながら4日続伸し、最高値を更新。
アルファベットの好決算がAI分野への信頼感を高め、エヌビディアは上場来高値を更新しました。
その一方で、テスラはCEOの弱気な見通しが嫌気されて8.2%の急落。好調な労働市場のデータも発表されましたが、個別企業の決算内容によって株価が大きく動く一日となりました

7月25日(金):期待感に支えられ、S&P500は5日続伸
週の最終日も株価は上昇し、S&P500種は5日続伸で過去最高値を更新。
EUとの通商協議が週末に進展するとの期待感や、好調な企業決算が相次いでいることが相場を後押ししました。これまでに決算を発表したS&P500構成企業のうち8割超が市場予想を上回る利益を上げており、投資家の楽観的な見方が広がっています。
来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の発表、アップルやアマゾンなど大手ハイテク企業の決算が控えており、引き続き重要な一週間となります
