米国市場まるわかり|株式・債券・為替・商品先物を毎日要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)を初心者にも分かりやすく要約しています
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています
情報収集の時短にぜひ活用してください
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです
昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米株式市場、CPI受け最高値更新 9月利下げ観測が追い風
- 米7月CPIはほぼ予想通りで、インフレ加速懸念が後退
- 9月のFRB利下げ観測が強まり、株式市場は反発
- S&P500・ナスダック総合ともに最高値を更新
- 小型株や銀行株、航空株も大幅高
CPIの結果と市場の反応
7月の米消費者物価指数(CPI)は以下の通りです。
CPIとは?
消費者物価指数のことで、物価上昇(インフレ)を示す指標です。総合CPIは全体の物価動向を、コアCPIは価格変動の大きい食品とエネルギーを除いた基調的なインフレを示します。
今回の結果は、インフレが加速しすぎていないことを示し、FRB(米連邦準備制度理事会)による9月利下げの可能性が高まったと市場は受け止めました。
株価の動き
-
S&P500種株価指数:6,445.76(+1.13%、最高値更新)
-
ダウ工業株30種平均:44,458.61(+1.10%)
-
ナスダック総合指数:21,681.90(+1.39%、最高値更新)
-
ラッセル2000指数(小型株):約+3%
AI関連銘柄や好調な企業決算が引き続き株価を押し上げ、銀行株や航空株など景気敏感株にも買いが入りました。
特に、航空株は航空運賃が前月比4%上昇したことで8.9%の大幅高。銀行株も金利差の拡大(利回り曲線のスティープ化)期待から2.1%高となりました。
個別銘柄の注目動向
専門家の見方
まとめ
-
CPIは予想通りで、インフレ加速懸念が後退
-
9月利下げ観測が強まり、株式市場は全面高
-
S&P500・ナスダック総合が最高値を更新
-
航空株・銀行株・小型株が大幅上昇
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り低下、9月利下げ観測が一段と強まる
- 米2年債利回りが低下し、短期金融市場での9月利下げ確率は約94%に上昇
- CPI(消費者物価指数)は市場予想とほぼ一致、インフレ上振れ懸念は後退
- FRBは労働市場動向に注目しており、0.5ポイントの利下げ予想も
CPI発表と国債利回りの動き
12日発表の7月CPIは、コアCPI(食品・エネルギー除く)が前年同月比3.1%上昇と、2月以来の高い伸びでしたが、市場予想通りの内容でした。
これを受け、金融政策に敏感な米2年債利回りは3.73%へ低下。CPI発表前は80%台だった9月利下げ確率が94%まで上昇しました。
主な国債利回り(米東部時間16時41分)
-
米30年債:4.88%(+2.5bp)
-
米10年債:4.29%(+0.2bp)
-
米2年債:3.73%(-4.0bp)
市場関係者の見方
クレジットサイツ ザカリー・グリフィス氏
- 「インフレの上振れがなかっただけで利下げ織り込みが進む可能性。FRBは9月に利下げを行い、恐らく0.5ポイント(0.5%)幅になるだろう」
ナティクシス ジョン・ブリッグス氏
- 「市場はもっと悪い数字を警戒していた。予想通りの結果で安心感が広がった」
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑