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目次
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一週間の通貨の動き(8/11~8/15)

先週

今週の為替市場
今週の為替市場は、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ観測を巡り、ドルが大きく変動する一週間となりました。
週前半は、緩やかなインフレ指標と政府からの強い利下げ圧力でドル安が進行しましたが、週の半ばに予想を上回る物価指数が発表されるとドルは反発。
しかし、週末にかけては再び利下げ観測が優勢となり、ドルは軟調な展開で週を終えました。
市場の関心は、次週以降のジャクソンホール会議におけるパウエルFRB議長の講演に集まっています。
8月11日(月)【様子見ムード】重要指標を前にドルは小高く推移
週明けの市場は、翌日に発表を控える米国の7月消費者物価指数(CPI)を前に、ポジション調整の動きが中心となりました。
FRBの利下げの行方を見極めたいとの思惑から、ドルは主要通貨に対してやや堅調に推移し、ドル円は1ドル=148円台前半


8月12日(火)【利下げ観測強まる】緩やかなCPIを受けドル下落
発表された7月の米CPIが市場予想の範囲内にとどまったことで、インフレ圧力が限定的であるとの見方が広がりました。
これにより、FRBが9月の会合で利下げに踏み切るとの観測が強まり、ドルは主要通貨に対して下落。ドル円も1ドル=147円台へと円高が進行


8月13日(水)【政府からの圧力】米財務長官の利下げ要求でドル続落
ベセント米財務長官がFRBに対し「9月に50ベーシスポイントの大幅な利下げを開始すべき」と発言したことで、市場の利下げ観測は決定的なものとなる。
政府からの異例の圧力に加え、トランプ大統領もFRBを批判したことでドル売りが加速し、ドル指数は7月下旬以来の安値を更新。ドル円は147円台前半まで下落


8月14日(木)【インフレ懸念で反発】卸売物価指数の上振れでドル買い戻し
前日までのドル安の流れは、この日発表された7月の米卸売物価指数(PPI)が予想を大幅に上回ったことで一変。
今後のインフレ加速が示唆されたことで、これまで織り込まれてきた大幅な利下げ観測が後退。FRB高官からも慎重な発言が相次いだことを受け、ドルは広範な通貨に対して買い戻され、ドル円も147円台後半へと値を戻しました


8月15日(金)【再びドル軟調】根強い利下げ観測の中、週を終える
週末に発表された米小売売上高や消費者信頼感指数などの経済指標は強弱まちまちな結果となり、前日のドル買い戻しの流れを覆すには至りませんでした。
根強い9月の利下げ観測に加え、ウクライナ情勢を巡る米ロ首脳会談への注目も集まる中、ドルは再び下落。ドル円は147円台前半でこの週の取引を終えました。

