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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場
今週の米国株式市場は、週前半にインフレ指標を無事通過したことで9月の利下げ期待が高まり、S&P500種株価指数などが連日で史上最高値を更新しました。
しかし、週後半には別の物価指標でインフレへの警戒感が再燃し、上昇の勢いは一服。FRBの金融政策の行方を巡り、期待と懸念が交錯する一週間となりました。
8月11日(月)嵐の前の静けさ、CPIを前に警戒ムード
週明けの市場は、翌日に発表される重要なインフレ指標「消費者物価指数(CPI)」を前に様子見ムードが広がり、主要3指数はそろって反落。
投資家は大きな動きを控え、S&P500種は最高値圏から一旦後退。
トランプ大統領による中国への関税休戦延長などのニュースもありましたが、市場の関心はインフレの動向に集中していました。

8月12日(火)安堵広がり最高値更新!利下げへ高まる期待
注目された7月のCPIがほぼ市場予想通りの結果となったことで、インフレへの過度な懸念が和らぎました。
これにより、FRBが9月に利下げに踏み切るとの観測が一気に強まり、株式市場は大幅に反発。S&P500種とナスダック総合指数は史上最高値を更新する強い一日となりました。

8月13日(水)利下げ期待が継続し続伸、物色にも広がり
前日の流れを引き継ぎ、利下げへの期待感から株式市場は続伸し、S&P500種とナスダックは再び最高値を更新。
一方で、これまで相場を牽引してきた一部の大型ハイテク株が利益確定売りに押される場面も見られ、資金はこれまで出遅れていたヘルスケアセクターや小型株へと向かう物色の広がりも見られました。

8月14日(木)インフレ懸念が再燃し、上昇は一服
この日は卸売物価指数(PPI)が予想を上回る強い数字となったことで、再びインフレへの警戒感が浮上。
これにより、それまでの楽観的なムードは後退し、相場の上昇は失速。主要株価指数はほぼ横ばいで取引を終え、方向感に乏しい展開となりました。

8月15日(金)強弱まちまちな指標を受け、週末は利益確定売り
週の最終日は、消費者の動向を示す経済指標が強弱まちまちな結果となりました。
小売売上高は堅調だったものの、消費者マインド指数は予想に反して悪化。
方向感が定まらない中、半導体関連株が売られたこともあり、市場は反落して取引を終えました。記録的な上昇が続いた後だったこともあり、週末を前に利益を確定する動きが優勢となりました。
