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目次
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一週間の通貨の動き(7/28~8/1)

先週

今週の為替市場
週の前半は、米国の通商交渉合意を背景にドルが全面高となり、ドル円は150円台後半まで円安が進行しました。
しかし、週末金曜日に発表された米雇用統計が市場予想を大幅に下回る弱い結果となったことで雰囲気は一変。米国の早期利下げ観測が強まり、ドルは急落。
ドル円も147円台まで急落し、週の前半の上昇を全て打ち消す、乱高下の一週間でした。
7月28日(月):貿易合意を好感しドル全面高、円は148円台へ
米国とEUの関税交渉合意を受け、世界的な貿易摩擦への懸念が和らぎました。
これを好感した安心感からドルが主要通貨に対して全面的に買われ、ドル指数は5月以来の大幅な上昇を記録。
ドル円も148円58銭まで上昇。一方で、合意内容がEUにとって厳しいものになるとの懸念から、ユーロは対ドルで急落しました。


7月29日(火):ドル高一服、市場の関心は日米金融政策へ
前日からのドル高の流れは続いたものの、その勢いは鈍化。ドル円は148円台半ばで小動きとなりました。
市場の注目は、翌日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)と、週後半の日銀金融政策決定会合へと移り、様子見ムードが広がりました。


7月30日(水):FOMCのタカ派姿勢でドル急騰、149円台へ突入
FOMCは政策金利の据え置きを決定しましたが、パウエル議長が9月の利下げに慎重な姿勢を示したことが「タカ派的」と受け止められました。
これにより米国の利下げ期待が後退し、ドルが再び急騰。ドル円は一気に149円53銭まで上昇し、約4カ月ぶりの円安水準をつけました


7月31日(木):日米金利差を意識し円売り加速、ついに150円台乗せ
日銀が金融政策の現状維持を決め、植田総裁の会見も追加利上げに慎重と受け止められたことで、円売りがさらに加速。
前日のFOMCの結果と合わせ、日米の金融政策の方向性の違いが鮮明になり、ドル円はついに150円84銭と3月以来の水準まで上昇しました(円安)


8月1日(金):衝撃の米雇用統計でドル急落、円は147円台へ大反発
週の最後に発表された7月の米雇用統計が、市場予想を大幅に下回る弱い結果となり、市場は一変。
米労働市場の急激な冷え込みが確認されたことで、9月の利下げ観測が再燃し、ドルは全面安に。ドル円は前日から3円以上も急落(円高)し、一時147円30銭まで値を戻す劇的な展開で一週間を終えました。


最後にもう一度今週の通貨の動きを
