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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場
週前半にS&P500が史上最高値を更新するなど堅調に始まったものの、週半ばのFOMC(米連邦公開市場委員会)を境に風向きが変わり、週末にかけて景気後退懸念から急落する、波乱の一週間となりました
7月28日(月):最高値更新のスタート、嵐の前の静けさ
週明けの市場は、S&P500種株価指数が6営業日連続で過去最高値を更新する好調な滑り出しとなりました。
米中通商協議の進展への期待感が相場を支えましたが、週内にFOMCや大手ハイテク企業の決算発表など重要イベントを多数控えており、様子見ムードも漂っていました。

7月29日(火):高値警戒感から一転、7営業日ぶりに反落
前日までの上昇から一転、株式相場は下落。高値水準への警戒感に加え、ユナイテッドヘルスなどの企業決算が市場予想を下回ったことが重しとなりました。
米中が関税の一時停止延長で協議を継続していると伝わりましたが、市場の反応は限定的で、投資家の関心は翌日に結果が公表されるFOMCに移っていました。

7月30日(水):FOMCは現状維持、利下げ期待後退で続落
注目されたFOMCは政策金利の据え置きを決定。その後に行われたパウエルFRB議長の記者会見で、9月の利下げに慎重な姿勢が示されたことから、早期利下げへの期待が後退し、株価は続落しました。トランプ大統領が銅の輸入に関税を課す宣言に署名したことも、市場の重荷となりました。

7月31日(木):好決算も力及ばず、関税発動を前に3日続落
マイクロソフトやメタが市場予想を上回る好決算を発表したことで、朝方は株価が上昇。
しかし、翌日に迫った新たな関税の発動や、トランプ大統領による製薬会社への薬価引き下げ要求が嫌気され、勢いは続かず下落に転じました。この日で7月は終了し、主要3指数は3ヶ月連続で月間プラスとなりました。

8月1日(金):雇用統計ショックで急落、リスクオフムードが鮮明に
週末の市場は、大幅続落に見舞われました。発表された7月の米雇用統計が市場予想を大幅に下回り、労働市場の急減速が示されたことで、景気後退懸念が一気に高まりました。
さらに、ロシアとの地政学的緊張や、アマゾンの冴えない業績見通しも売りを加速させ、投資家がリスクを回避する動きが鮮明になりました。これにより、9月の利下げ観測が再び強まる結果となりました。
