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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場:エヌビディア決算と経済指標に揺れ動くも、S&P500は最高値を更新
今週の米国株式市場は、週半ばに発表された半導体大手エヌビディアの決算と、週末の重要インフレ指標(PCE価格指数)に注目が集まる一週間でした。
週前半は、FRB(米連邦準備制度理事会)による9月利下げへの期待感を支えに底堅く推移し、S&P500種株価指数は水曜日に過去最高値を更新しました。注目のエヌビディアの決算は、売上高見通しが市場の高い期待には届かなかったものの、力強い経済指標が相場を支え、木曜日にも最高値を更新する強さを見せました。
しかし週末金曜日には、他のAI関連企業の決算を受けて収益性への懸念が浮上し、ハイテク株を中心に売られて取引を終えました。週を通して見ると、重要イベントをこなしながらも、市場の強気な地合いが確認された一週間でした。
8月25日(月)利下げ期待後退とインフレ警戒で反落
週明けの市場は、主要3指数がそろって下落。
週末のパウエルFRB議長の講演で高まった利下げ期待が後退し、週内に発表されるPCE価格指数への警戒感が広がりました。
投資家は一旦利益を確定する動きを見せましたが、決算を控えるエヌビディアは期待感から逆行高となりました。


8月26日(火)エヌビディア決算への期待感から反発
前日の下落から一転し、市場は反発。
FRB理事の解任を巡る政治的なニュースが流れましたが、市場への影響は限定的でした。根強い9月利下げ観測が相場を支える中、翌日に決算発表を控えたエヌビディアへの期待が続き、株価を押し上げました。


8月27日(水)最高値更新も、エヌビディア決算は期待に届かず
市場は続伸し、S&P500種株価指数が過去最高値を更新しました。
市場の注目は取引終了後に発表されたエヌビディアの決算に集中。しかし、発表された売上高見通しが市場の非常に高い期待には届かず、株価は時間外取引で下落しました。


8月28日(木)好調な経済指標を追い風に、再び最高値更新
エヌビディア決算への一部の失望感を打ち消すように、市場は再び上昇。
S&P500は連日で最高値を更新しました。上方修正されたGDP(国内総生産)改定値など、力強い経済指標が投資家心理を支えました。
前日時間外で下落したエヌビディアも、アナリストの強気な見方などから下げ幅を縮小しました。


8月29日(金)AI関連への懸念再燃、ハイテク株主導で下落
週の最終日は、ハイテク株を中心に売られ反落。
デル・テクノロジーズの決算内容からAI関連サーバーの収益性への懸念が広がり、エヌビディアも3日続落となりました。
同日発表されたPCE価格指数は市場予想の範囲内でしたが、月末の利益確定売りも重なり、軟調な展開で一週間の取引を終えました。

