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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米株式市場、S&P500が小反落 過熱感への警戒強まる
- S&P500は小反落、ダウは下落、ナスダックは最高値更新
- 投資家の間で株価の割高感と季節的な軟調リスクが意識される
- インテルやイーライリリーなどの企業ニュースが相場を左右
- FRB議長人事や関税政策が引き続き市場の焦点
S&P500は小幅安、ナスダックは続伸
7日の米株式市場では
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S&P500種株価指数:6,340.00(-0.08%)
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ダウ平均:43,968.64(-0.51%)
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ナスダック総合:21,242.70(+0.35%、終値で最高値更新)
S&P500は午前中にプラス圏をつける場面もありましたが、引けにかけて売りが優勢となりました。
背景には、株価の過熱感(短期間で急騰しすぎた状態)や、8〜9月に相場が軟調になる季節要因への懸念があります。
企業ニュースと株価への影響
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インテル(-3.1%)
トランプ大統領が新CEOの利益相反を理由に辞任要求。
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イーライリリー(-14%)
開発中の肥満治療薬の効果が市場期待の下限にとどまり急落。
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フォーティネット(-22%)
売上見通しが予想を下回り大幅安。
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アップル(+3.2%)
半導体関税の対象外となる見通しで上昇。
政策・経済指標の動き
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FRB議長人事
トランプ政権内でウォラー理事が最有力候補に浮上。
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関税政策
新たな相互関税が発動され、米国の平均関税率は過去100年で最高水準に。
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経済指標
新規失業保険申請件数は22.6万件(予想より増加)、9月の利下げ観測は93.2%と高水準を維持。
アナリストの見方
まとめ
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米30年国債入札、不調で利回り小幅上昇
- 米30年国債入札が低調で、投資家の需要が弱いことが浮き彫りに
- 利回りは全体的に小幅上昇、CPI発表前の慎重姿勢が続く
- 雇用統計の弱い結果を受けても、投資家は利回り低下に飛びつかず様子見
30年国債入札の結果
米財務省が実施した2500億ドル規模の30年国債入札では、最高落札利回りが4.813%と、入札前取引(WI)の4.792%を上回りました。
過去数日の3年債・10年債の入札も低調で、市場の慎重ムードが続いています。
投資家心理と背景
TDセキュリティーズのゴールドバーグ氏は
「市場は雇用統計の弱さにも関わらず神経質。利回り低下に飛びつかず、タイミングを見極めている」
と指摘。来週の米消費者物価指数(CPI)発表を前に、投資家は様子見姿勢を強めています。
債券利回りの動き(米東部時間16:48時点)
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米30年債利回り:4.821%(+0.4bp)
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米10年債利回り:4.25%(+2.0bp)
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米2年債利回り:3.72%(+0.6bp)
指標発表(新規失業保険申請件数・労働生産性)は市場にほぼ影響を与えませんでした。
今後の焦点
まとめ
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30年国債入札は低調で、利回りは小幅上昇
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投資家はCPI発表前に慎重姿勢を維持
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雇用統計の弱さも即座の利回り低下にはつながらず
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CPIが予想を上回れば、利下げ観測が後退の可能性
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑