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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米株、主要指数が史上最高値更新 利下げ観測強まる
- 米CPI(消費者物価指数)は依然高水準ながら制御不能ではなく、市場は安心感
- 新規失業保険申請件数が約4年ぶりの高水準で、労働市場の減速が鮮明に
- FOMCが来週0.25%の利下げに動くとの見方が強まり、年内さらに追加利下げの可能性
- 株式市場ではテスラやマイクロンが急伸し、主要3指数がそろって最高値更新
CPIと雇用統計のサイン
米労働省が発表した 8月CPIは前年比+2.9% と、1月以来の大きな伸びでした。インフレ率はFRB目標の2%を上回りますが、過熱とまでは言えない水準です。
一方で 新規失業保険申請件数は26.3万件(約4年ぶりの高水準)となり、労働市場の減速が鮮明となりました。
CPIとは?
消費者物価指数(CPI)は、物価の上昇率=インフレを測る指標。FRBは「年2%程度」を理想的と考えています。
専門家の見方
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リーガン・キャピタル:0.25%利下げが来週実施され、年内さらに2回追加利下げの可能性
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モルガン・スタンレー:インフレよりも労働市場の弱さがFRBの焦点。利下げは続く見通し
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PIMCO:25bp利下げが基本線だが、50bp利下げも議論される可能性
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プリンシパルAM:失業保険統計がFRBの判断に緊急性を与える
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ムーディーズ:スタグフレーション的状況に近い。年末までに計0.5%の利下げを予想
株式市場の反応
主要3指数(S&P500、ナスダック、ダウ)が揃って 終値ベースで最高値を更新。
主な動きは以下の通りです。
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テスラ:+6%、指数をけん引
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マイクロン:シティの目標株価引き上げで+7.6%
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フィラデルフィア半導体指数:最高値更新
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ワーナー・ブラザース:買収観測で+29%急伸
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JPモルガン、ゴールドマン:金融株も+1%超上昇
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オラクル:前日急騰の反動で-6.2%
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デルタ航空:通期見通し据え置きで-1.5%
まとめ
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CPIは2.9%上昇でインフレは高止まりだが過熱感はなし
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新規失業保険申請件数の急増が利下げ観測を強めた
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来週のFOMCでは0.25%利下げが有力、年内追加利下げの余地
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株価は利下げ期待と企業ニュースで全面高、主要指数が最高値を更新
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債利回り5カ月ぶり低水準、利下げ観測強まる
- 米国債相場が上昇し、10年債利回りは一時4%割れで5カ月ぶり低水準
- 新規失業保険申請件数が増加し、労働市場の軟化が意識された
- インフレ率は依然高めだが市場は利下げ継続を織り込み、年内3回の利下げ観測も
- 中長期債の入札は総じて堅調で、国債需要は底堅さを示した
米国債市場の動き
11日の米国債市場では、利下げ観測を背景に国債利回りが大きく低下しました。特に10年債利回りは一時4%を割り込み、4月以来の低水準となりました。
利下げ観測が強まる背景
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失業保険統計が4年ぶり高水準となり、労働市場の減速が鮮明に
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インフレ指標(CPI、PPI)は依然FRBの目標を上回るが、急激な上昇ではなく、市場は「利下げ余地あり」と判断
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来週のFOMCでは0.25%利下げが確実視され、年内3回連続の利下げ観測も一時的に完全織り込み
👉 利下げとは?
中央銀行(ここではFRB)が政策金利を引き下げること。企業や個人の借入コストを下げ、景気を下支えする狙いがあります。
債券入札の動向
今週行われた3年債・10年債の入札はいずれも強い需要を示し、利回りが低下する中でも投資家の買い意欲が確認されました。30年債はやや弱めだったものの、全体的に国債需要は底堅さを維持しています。
市場関係者の見方
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
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