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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米株式市場、S&P500小反落も週間で堅調維持
- 12日の米株式市場は S&P500が小幅安 となったが、週間では1.6%高と堅調さを維持
- ナスダック総合は最高値更新。マイクロソフトやテスラが上昇
- 一方、ワクチン関連株は当局の報道を受けて大幅安
- ミシガン大消費者マインド指数は5月以来の低水準だが、利下げ観測に大きな変化なし
- 市場では FOMCで0.25%利下げ が大方の見方。年内は2〜3回の利下げ観測が広がる
市場の動き
株価指数の動向
週間ベースでは主要3指数そろって上昇。特にハイテク株が相場をけん引しました。
個別銘柄
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テスラ:+7.4%の大幅高。CEOマスク氏の政治活動による売上懸念を会長が否定したことが安心材料に
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マイクロソフト:+1.8%高。EUがTeamsに関する是正措置を承認
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ワクチン関連株(モデルナ・ファイザー・ノババックス):3〜7%超下落。ワクチンと死亡例の関連を示す報道が重荷に
経済指標とFRBの見通し
ミシガン大学消費者マインド指数
FRBの利下げ観測
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市場は 9月FOMCで0.25%利下げ を織り込み済み
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年内は2〜3回の利下げ予想が優勢
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モルガン・スタンレー:来年1月まで4会合連続利下げ、その後も労働市場悪化なら追加利下げと予想
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TDセキュリティーズ:ガイダンスはハト派寄りだが、インフレ上振れがリスク
今後の注目点
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9月16-17日のFOMC:利下げ幅とパウエル議長の発言に注目。
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労働市場とインフレのバランス:FRBの政策運営を左右する最大の要因。
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企業収益の強さ:弱い消費者マインドにもかかわらず株価が堅調な背景。
まとめ
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米株は小反落も、ナスダックは最高値更新とハイテク株が主導。
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ワクチン関連株は報道を受けて急落。
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消費者マインド指数は弱さを示したが、利下げ観測は変わらず。
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年内2〜3回の利下げ予想が広がり、FOMCのガイダンスに市場の注目が集まる
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債利回りが上昇、FOMC前に動き活発化
- 米国債相場は下落し、利回りは上昇(=価格は下落)
- 10年債利回りは一時4.08%まで上昇、4週連続の相場上昇
- 来週の米小売売上高がFOMC直前の注目指標
- 市場は0.25%利下げを95%織り込み済み
国債市場の動向
12日の米国債市場では、利回りが総じて上昇しました。特に10年債利回りは一時6bp(0.06%)上昇し、4.08%を付けました。
前日にはFRB(米連邦準備理事会)の利下げ観測から利回りが低下していましたが、経済指標の消化や債券入札・社債供給増の見通しが重なり、再び上昇に転じました。
主要利回りの動き
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米30年債利回り:4.68%(+2.8bp)
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米10年債利回り:4.07%(+4.6bp)
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米2年債利回り:3.56%(+1.6bp)
※bp(ベーシスポイント)とは?
1bp=0.01%を指し、金利や利回りの小さな変化を表す単位です。
経済指標の影響
この日発表されたミシガン大学の9月消費者信頼感指数(速報値)は55.4と、2カ月連続で低下し5月以来の低水準となりました。
一時的に利回りを押し下げましたが、10年債は前日の水準(3.994%)を下回らず、その後上昇に転じました。
投資家の見方
FOMCを前にした市場予想
FRBは昨年12月以降、政策金利を4.25~4.50%に据え置き。
今回の9月FOMC(16~17日開催)について、市場では以下の見方が支配的です。
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0.25%利下げ:確率95%
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0.50%利下げ:確率5%
FOMC直前の注目材料は、16日に発表される8月小売売上高です。
まとめ
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米国債利回りは総じて上昇、10年債は4.08%に接近
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消費者信頼感は低下も、市場は利下げをほぼ織り込み済み
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投資家のスタンスは「強気派(利下げ期待)」と「慎重派(カーブリスク縮小)」に分かれる
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FOMC前の小売売上高が次のカギ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
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