【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)を初心者にも分かりやすく要約しています
株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています
情報収集の時短にぜひ活用してください
初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします
当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです
昨日、何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います
金融市場が開いていれば(平日)毎朝更新しています
X(Twitter)でも毎日の値動きやニュースを発信していますので、ぜひフォローよろしくおねがいします
目次
ファンダメンタル分析【オススメ】書評ブログ公開しました!
経済ニュースを日々キャッチアップするのと同時に、ファンダメンタル分析の理解をさらに深めたい方に向けて、いくつかの優れた書籍を紹介します!
私自身も読んでいる本で、初心者の方にも読みやすく、金融リテラシーが上がること間違いなしです!是非ご覧になってください。
外為どっとコム タイアップ企画

米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

今週の株式市場
今週の米国株式市場は、来週に控えたFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ期待を支えに、主要株価指数が連日のように史上最高値を更新する非常に力強い一週間となりました。
週を通じて発表された雇用統計の下方修正やインフレの鈍化を示す経済指標が、市場の楽観的な見方を後押ししました。
特に、AI・半導体関連銘柄の活況が市場全体を牽引し、週の終わりには利益確定の動きも見られましたが、週間では大幅な上昇を記録しました。
9月8日(月):利下げ期待を追い風に反発スタート
週初めは、前週の弱い雇用統計を受け、来週のFOMCで利下げが実施されるとの期待感が市場を支配しました。
景気減速への懸念はあるものの、金融緩和が企業業績を支えるとの見方から買いが優勢となり、S&P500種株価指数は史上最高値に迫る反発。
特にAI関連のブロードコムが買われ、ナスダック総合指数の上昇を牽引しました。


9月9日(火):雇用統計の下方修正が決定打、史上最高値を更新
この日発表された雇用統計の年次改定で、過去1年間の雇用創出数が従来の見積もりより大幅に少なかったことが判明。
これが労働市場の減速を裏付ける形となり、FRB(米連邦準備理事会)による利下げ観測がさらに強まりました。
この結果、S&P500種とナスダック総合指数はそろって終値での史上最高値を更新しました。


9月10日(水):インフレ鈍化で続伸、AI関連が市場を牽引
生産者物価指数(PPI)が市場予想に反して低下したことで、インフレ懸念が和らぎ、利下げ期待が一段と高まりました。
好決算を発表したオラクルが36%も急騰したことをきっかけに、エヌビディアなどのAI・半導体関連株が軒並み上昇。
S&P500種とナスダック総合指数は3日続伸し、再び最高値を更新しました。


9月11日(木):労働市場の冷え込み鮮明、主要3指数が最高値
注目された消費者物価指数(CPI)は依然として高水準でしたが、同時に発表された新規失業保険申請件数が約4年ぶりの多さとなり、労働市場の冷え込みを強く印象付けました。
これにより、利下げはほぼ確実視され、投資家心理がさらに上向きに。
ダウ工業株30種平均、S&P500種、ナスダック総合指数の主要3指数がそろって史上最高値を更新する全面高の展開。


9月12日(金):最高値更新は一服も、週間では大幅高を記録
週末の金曜日は、FOMCを前に利益確定の売りに押され、S&P500種は小幅に反落。
しかし、週間を通して見れば1.6%の上昇となり、市場の堅調さは維持されました。
この日もテスラは大幅に上昇し、ハイテク株への資金流入が続いていることを示す。
市場は来週のFRBの判断を待つ「様子見ムード」で取引を終えました。

