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昨日の市況まとめ 1分解説
株式市場(総合ニュース)
米国株、最高値更新
- 米主要3指数が揃って上昇し、S&P500とナスダックは過去最高値を更新
- FOMCの利下げ実施と追加利下げ期待が市場を押し上げ
- AI関連やテクノロジー株が上昇を主導
- 強気ムードの一方で、調整局面入りの可能性も指摘されている
株価の動き
S&P500は4月安値からの上昇で時価総額が約15兆ドル増加。AI関連や大型テクノロジー株の強さが市場をけん引しました。
背景:FOMCの利下げ
FOMC(米連邦公開市場委員会)が金融緩和を再開したことで、投資家はリスク資産に前向きになっています。FRB(米連邦準備制度理事会)関係者も「年内に2回の追加利下げ」を示唆しました。
👉 FOMCとは?
米国の金融政策を決める会合。金利の上下を決定し、世界市場に大きな影響を与えます。
アナリストの見方
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UBS:「AIや企業収益に支えられ、さらなる上昇余地あり」
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パイパー・サンドラー:「利下げは株に強気のリズムを与えた」
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ネーションワイド:「予想利益の22倍で推移。調整はむしろ健全」
UBSはS&P500の目標値を2026年6月までに6800と予想、強気シナリオでは7500到達の可能性も示しました。
注目の個別銘柄
市場の特殊要因
この日はトリプルウィッチング(株価指数先物・オプションなど複数の金融派生商品の満期日が重なる日)で取引量が急増。ただ、ボラティリティは低く大きな値動きは限定的でした。
👉 トリプルウィッチングとは?
株式関連デリバティブの満期日が同時に訪れる四半期ごとのイベント。取引量が急増しやすい。
まとめ
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米国株は利下げ期待を追い風に最高値を更新
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テクノロジー株とAI関連が上昇を主導
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UBSはS&P500のさらなる上昇を予想
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調整リスクもあるが、市場は強気が優勢
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
米国債利回り
米国債利回りが上昇、FOMC後の利下げ期待が後退
- 米国債は下落し、利回りはほぼ全ての年限で上昇
- FOMCで0.25%の利下げが決定されたが、FRBは追加利下げに慎重姿勢
- 市場は依然として年内2回の利下げを織り込む
- 10年債利回りは3日連続の上昇で、5週間ぶりの週間上昇へ
国債市場の動き
19日の米国債市場では、2年債から30年債までの利回りが1〜4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇しました。
週間ベースでも利回りは上昇し、特に10年債は5週間ぶりの上昇となりました。
背景:FOMC後の市場心理
17日のFOMCで予想通り0.25%の利下げが行われましたが、パウエルFRB議長は「今後の利下げは会合ごとに判断する」と慎重な姿勢を示しました。
これにより「積極的な利下げペース」への期待が後退し、利回り上昇につながりました。
市場の織り込み
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金利スワップ市場:年内2回の追加利下げを織り込み
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LSEGのデータ:
専門家の見方
ハートフォード・ファンズのレガンティ氏は、
「FOMC前の市場は楽観的すぎた。確かに利下げは進むだろうが、市場が期待するスピードをFRBが追認したわけではない」と指摘しています。
インフレ期待の動き
物価連動国債(TIPS)と通常国債の利回り差で測るブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は以下の通りです。
これは投資家が今後のインフレを年率2.4%前後と見込んでいることを示しています。
まとめ
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体の動き

ドル単体の動き
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑