ファンダメンタルズ分析

4/12 3月消費者物価指数(CPI)にむけて

 

外為どっとコム様引用

左が前回値で右が予想値です。前年比は0.1%上昇予想です。

以下記事の要約です。

米国の消費者物価指数(CPI)は引き続き堅調な伸びが予想されており、3月のコアCPIは前月比0.4%、前年同月比5.6%の上昇が見込まれています。これは、インフレが高い水準で推移していることを示しており、米金融当局の対応が試されることになるでしょう。

コアCPIの上昇により、米国連邦公開市場委員会(FOMC)は5月の会合で追加利上げの可能性が高まると予想されています。しかし、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が4月2日に発表した予想外の減産により、CPIは再び加速する可能性があります。

ブルームバーグ・エコノミクスのアナリストは、3月のCPI統計が一時的なディスインフレ(インフレ率低下)の兆しを示す可能性があると指摘していますが、原油価格が再び上昇すると、今後数ヶ月でディスインフレが相殺される可能性があると述べています。

今週は、FOMC議事要旨の公表や、ニューヨーク連銀、フィラデルフィア連銀、シカゴ連銀、ミネアポリス連銀、リッチモンド連銀の各総裁による発言が予定されており、さらなる金融政策の引き締めへの意欲や、銀行システムや融資の健全性に関する見解が提供される可能性があります。

一方、3月の小売売上高は、高インフレによる消費抑制や、消費者が裁量所得をサービスに振り向けることなどが背景にあるため、過去5ヶ月で4度目の減少が予想されています。

今回CPIの結果によって金利の織り込みがどう変化するのかが重要です。

それによりドル高。ドル安が決まりますので今月一番の注目指標になります!