【経済、金融ニュースまとめ】
海外記事わかりやすく要約とは?
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目次
- 1 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
- 2 昨日の市況まとめ 1分解説
- 3 経済指標カレンダー
- 4 株式市場(総合ニュース)
- 5 債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
- 6 為替市場(FX) 通貨強弱
- 7 コモディティ市場
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米株式市場、カーター元米大統領の国葬のため休場
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
※1回⇨0.25%
- 0回→93.05%(0%)
- 1回→6.95%(0%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 1回→27.29%(-11.43%)
- 2回→72.71%(+11.43%)
米国債市場の揺れと注目の雇用統計発表:市場の行方は?
米国債市場は9日、10年債がほぼ変わらずとなり、世界市場を揺るがした売りが一旦落ち着きを見せました。10日には12月の米雇用統計の発表を控えており、市場関係者の注目が集まっています。
米国債市場の現状:売り圧力の一服
前営業日には米30年債利回りが2023年以来の高水準を付けていましたが、この日は下落に転じました。特に30年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く低下しました。カーター元大統領の国葬に伴い、米国債市場は短縮取引となり、米株式市場は休場でした。
米国債利回りの詳細
- 米30年債利回り:4.93%(前日比 -0.2bp、-0.04%)
- 米10年債利回り:4.69%(前日比 0.0bp、0.00%)
- 米2年債利回り:4.26%(前日比 -1.9bp、-0.44%)
- (データは米東部時間14時56分時点)
英国債市場との比較
一方で、英国債は総じて下落しました。労働党政権が財政赤字の抑制に苦戦するとの懸念から、借り入れコストの上昇が朝方に大きな売りを誘発しましたが、下げ幅はその後縮小しました。
専門家の見解:雇用統計が市場の方向性を左右
イアン・リンジェン、ベイル・ハートマン(BMOキャピタル・マーケッツ)
- 主な意見:米国債市場の最近の売りは一息つくほど著しいものであり、英国債との乖離から大きな方向性を見出すのは早計である。
- 市場への影響の分析:10日の雇用統計は、タカ派的(金融引き締めを支持する姿勢)のFOMCを織り込んでいる市場にとってリトマス試験紙となるだろう。強い統計を受けた売り圧力よりも、数値が予想を下回った場合の買いが予想される。
アンドルー・ハスビー(BNPパリバ・セキュリティーズ)
- 主な意見:FOMCが利下げに踏み切るには、主要な経済指標が予想を明確に下回る必要がある。
- 市場への影響の分析:雇用者数の伸びが10万人を大きく下回る、失業率が4.3%を上回るなどの結果でなければ、現在の金利据え置き予想は変わらないだろう。
オスカー・ムニョス、ジェナディー・ゴールドバーグ(TDセキュリティーズ)
- 主な意見:雇用増加の勢いは失速しつつも、比較的堅調な伸びを予想。
- 市場への影響の分析:賃金の伸びは季節要因で勢いを失う可能性が高く、失業率は4.2%で変わらないと見込む。市場は鈍化しつつも堅調な統計に大きく反応しない可能性が高い。
注目の経済指標:12月米雇用統計
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、12月の非農業部門雇用者数は16万5000人増と予想されています。失業率は4.2%で横ばい、平均時給の伸びは前月比で小幅に鈍化すると見込まれています。2024年が緩やかながらも健全な雇用拡大の年となったことが確認され、2025年もその傾向が続くと予想されています。
市場の先行き:トランプ政権の政策と利下げへの慎重姿勢
トランプ次期米大統領が掲げる規制緩和と減税は米経済成長を後押しする可能性がありますが、不法移民の取り締まり強化や関税の導入は物価上昇(インフレーション)につながる懸念があります。こうした中、米連邦準備理事会(FRB)は新政権の政策が経済に与える影響を注視し、利下げに一段と慎重になると予想されています。
まとめ
米国債市場では10年債利回りがほぼ変わらずで推移し、売り圧力が一服。英国債は下落し、米国債との乖離が見られた。12月雇用統計は市場のリトマス試験紙となるが、予想通りの結果であれば大きな反応は期待薄。FOMCが利下げに踏み切るには、雇用統計の大幅な下振れが必要とされる。市場はトランプ政権の政策の影響を注視している。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑