【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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目次
株式市場(総合ニュース)
市場全体の上昇
- S&P500指数:終値5473.23ポイント、前日比+41.63ポイント(+0.77%)で、今年30回目の最高値を更新しました。
- ダウ平均:終値38778.10ポイント、前日比+188.94ポイント(+0.49%)。
- ナスダック指数:終値17857.02ポイント、前日比+168.14ポイント(+0.95%)。
要因と背景
- 好景気と企業収益の改善:多くの企業が業績を上げ、経済が堅調に推移しています。
- インフレ鈍化とAIブーム:インフレが落ち着いてきたことと、人工知能(AI)分野への投資熱が市場を後押ししています。
投資家の注目点
- 小売売上高の発表:経済の健全性を示す重要なデータの発表が控えています。
- 金融当局者の講演:利下げの可能性や経済見通しについての発言が注目されています。
個別企業の動向
テクノロジー企業の躍進
- テスラとアップル:テクノロジー株が上昇をリードしています。
- マイクロン・テクノロジー:目標株価の引き上げにより、株価が最高値を更新。
- ブロードコム:株価が5%以上上昇しました。
物言う投資家の動き
- スターボード・バリュー:オートデスク株式約5億ドルを取得し、取締役会の変更を求めています。
市場の見通しと戦略
ストラテジストの強気とヘッジファンドの慎重
- ウォール街のストラテジスト:多くがS&P500指数のターゲットを引き上げています。
- ジェームズ・デマート氏(メイン・ストリート・リサーチ):「S&P500は年末までに6000に達すると予想」
- ヘッジファンド:株式市場に対して慎重な姿勢を強めています。
経済指標と政策の影響
- フィラデルフィア連銀総裁ハーカー:年内1回の利下げが適切と発言。高金利が長引く可能性があると示唆しました。
- インフレの鈍化:インフレが改善すれば、9月の利下げも選択肢に入ると予想されています。
欧州市場の動向
- フランス株:先週の急落から反発しましたが、ストックス欧州600指数はほぼ変わらず。
- シティグループ:欧州株の投資判断を引き下げましたが、米国株の投資判断は引き上げています。
まとめ
- 米国株式市場は好調を維持し、S&P500指数は今年30回目の最高値を更新。
- テクノロジー株が市場をリードし、特にテスラ、アップル、マイクロン・テクノロジーの動きが注目されています。
- 投資家の見方が分かれており、ストラテジストは強気、ヘッジファンドは慎重な姿勢を示しています。
- フィラデルフィア連銀総裁は年内1回の利下げを示唆し、インフレの鈍化が市場に追い風となる可能性があります。
- 欧州市場は反発したものの、政治リスクの高まりからシティグループは欧州株の投資判断を引き下げました。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
- 2024/09/18 66.27%(-10.13%)
- 2024/11/07 100%
米国債市場の動きと背景
債券利回りの変動
- 米30年債利回り: 4.41%(+5.8ベーシスポイント)
- 米10年債利回り: 4.28%(+6.0ベーシスポイント)
- 米2年債利回り: 4.77%(+6.1ベーシスポイント)
- 米10年債利回りは一時7ベーシスポイント上昇
背景
- 社債市場:
- ホーム・デポなど13社が今週新たに社債を発行する予定。
- 先週は新規社債発行が今年で最も少なかった。
- CPIデータ(消費者物価指数)やFOMC(米連邦公開市場委員会)の影響で、企業が様子見していた。
- 米国債の入札:
- 通常は水曜日に行われる20年債の入札が、祝日の影響で18日に前倒し。
- 20日には5年物インフレ連動米国債(TIPS)の入札が予定されている。
経済指標の影響
- ニューヨーク州製造業業況指数:
- 6月の指数は-6.0と前月の-15.6から改善。
- 市場予想の-9.0よりも良い結果だった。
- この指数の改善が利回りの上昇に寄与。
市場の動き
- ポジション調整:
- 今週は大きな経済指標の発表がないため、投資家がポジションを調整。
- これにより、米債利回りは5営業日ぶりに上昇。
特記事項
- ジューンティーンス(奴隷解放記念日):
- 19日は米国の祝日で市場が休場。
- これにより、通常の水曜日ではなく18日に20年債の入札が行われる。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑
その他の市場 金 原油
原油市場
ニューヨーク原油先物相場の反発
- 上昇の理由: 投資家がリスクを取る姿勢を見せたため、ショートカバーが進行しました。ショートカバーとは、先に売ったものを買い戻すことです。
- WTI (ウェスト・テキサス・インターミディエート) の動き:
- 200日移動平均線を上回ったことで上昇が加速しました。
- 1バレル=80ドルを超えて終えたのは1か月ぶりです。
- 株価の上昇も原油価格の上昇を後押ししました。
- 専門家のコメント:
- CIBCプライベート・ウェルス・グループのレベッカ・レベッカ氏は、原油価格の上昇は需給の改善というよりも、全体的な経済環境が好転したことによるものだと述べています。
- 具体的なデータ:
- WTI先物(7月限): 1バレル=80.33ドル(前営業日比1.88ドル上昇、2.4%の上昇)
- 北海ブレント(8月限): 1バレル=84.25ドル(2%の上昇)
金市場
ニューヨーク金相場の反落
- 下落の理由:
- 投資家が米国の政策当局者の発言や経済データを待っているため、金の売りが優勢となりました。
- 金利の上昇は金の価格にとってマイナスになります。金は金利を生まないため、他の投資手段に比べて魅力が下がります。
- 注目の発言と経済イベント:
- クーグラーFRB理事: 米経済見通しについて発言予定。
- カシュカリ総裁: 利下げを開始する前にデータをしっかりと精査する時間があると述べました。
- 今週予定の経済指標: 小売売上高や住宅関連統計の発表が予定されています。
- 専門家のコメント:
- サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏は、米国の経済指標の発表を見守りながら、金は値固めの局面にあると述べました。
- 具体的なデータ:
- 金スポット価格: 1オンス=2318.04ドル(前営業日比15ドル下落)
- 金先物(8月限): 1オンス=2329.00ドル(20.10ドル下落、0.9%の下落)
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊