【経済ニュースまとめ】
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目次
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一週間の通貨の動き(9/9~9/13)
一週間の為替市場 まとめ
週前半
ドル高の傾向が続き、特に対円では143円台まで上昇しました。
この動きの背景には、米国の短期国債利回りの上昇や、今後発表される消費者物価指数(CPI)への期待がありました。
一方、日本円は対ドルで下落し、一時143円80銭まで下げました。市場参加者は、11日に発表される8月のCPIに注目し、FRBの利下げ幅を見極めようとしていました。
週中盤
欧州中央銀行(ECB)が予想通り0.25%ポイントの利下げを実施したことを受け、ユーロは対ドルで一時的に上昇しました。
しかし、ラガルド総裁が今後の利下げ道筋について不透明感を示唆したことから、ユーロの上値は抑えられました。
米国では、経済指標が強弱まちまちとなる中、FRBが来週の会合で0.25%ポイントの利下げを実施するという観測が強まりました。
週後半
ドルは下落し、特に対円では140円29銭まで下げ、今年の最安値を更新しました。
この動きは、FOMCが0.50%ポイントの大幅利下げを検討しているとの報道がきっかけとなりました。
円は第3四半期に世界の通貨の中で最高のパフォーマンスを記録しました。来週のFOMCでは、0.50%ポイント利下げの可能性が高まっており、ドルが140円を割り込む可能性もあります。
日本銀行も金融政策決定会合を控えており、年後半の利上げがあり得ることが示唆されています。
まとめ
全体として、米国と欧州の中央銀行の金融政策動向が為替市場の主要なテーマとなり、特に円が他の主要通貨に対して強い動きを見せた一週間でした。
特に、ウォールストリート・ジャーナルが、FRBが0.25%の利下げと0.50%の利下げのどちらを選択するかを検討していると報じました。
現在、FRBメンバーはブラックアウト期間(FOMCまで金融政策について発言できない)ですので、WSJに記事を書かせた可能性が非常に高く、市場は0.25%利下げか0.5%利下げか全くわからない状態になっています。
↑FedWatch(市場の利下げ予想)をみても
500-525(0.25%利下げ) 475-500(0.5%利下げ)
どちらも50%でわからなくなりました。数日後にFOMCを控えて、この確率はここ最近は見たことがありません。
市場もFRBも迷っている状態でしょうか、来週FOMCの前日(17日)に米小売売上高があるので、より注目度が上がっていそうですね。
FOMCまでは、もう静観するしかなさそうです。今週もお疲れ様でした!