【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは?
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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
米国株式市場
FOMC、0.5ポイントの利下げを決定
- 連邦公開市場委員会(FOMC)は0.5ポイントの利下げを決定
- パウエルFRB議長は会合後の記者会見で、緩和を急がないと述べた
主要株価指数の動き
- S&P500種株価指数: 5618.26 (-0.29%)
- ダウ工業株30種平均: 41503.10 (-0.25%)
- ナスダック総合指数: 17573.30 (-0.31%)
市場関係者の見解
クリス・ラーキン氏(モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャル)
- 市場は望むものを手に入れたが、その満足感の持続性は不明
- 経済データの軟化が続く場合、FRBの動きが遅いと受け止められれば失望を招く可能性がある
ジュゼッペ・セッテ氏(トグルAI)
- 米金融当局の景気見通しと大幅利下げには矛盾がある
- 景気減速局面での大幅利下げは、株価下落の前兆である可能性
- 株式市場には注意が必要
クインシー・クロスビー氏(LPLファイナンシャル)
- 市場はFOMCの決定を称賛したが、ガイダンスの欠如は激しい議論があったことを示唆
アシシュ・シャー氏(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント)
- 金融政策の巻き戻しにより、米景気サイクルは長期化し、債券とリスク資産に恩恵をもたらす可能性
- 安定した経済状況と金利低下により、株式投資の機会が広がる
まとめ(解説)
米国の連邦公開市場委員会(FOMC)は0.5ポイントの利下げを決定しましたが、パウエルFRB議長は緩和を急がないと述べました。
この決定を受けて、主要株価指数は軒並み下落しました。市場関係者の見解は分かれており、一部では失望感や株式市場への警戒感が示された一方で、金融政策の転換により景気サイクルが長期化し、投資機会が広がるとの見方もありました。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合(FOMC)の主要決定
政策金利の変更
- 主要政策金利を0.5%ポイント引き下げ
- フェデラルファンド(FF)金利(銀行間で資金を融通し合う際の金利)の目標範囲を4.75-5%に設定
今後の見通し
- 19人の当局者のうち10人が、年内残り2回の会合で少なくとも0.5%ポイントの追加利下げを支持
- 2025年に1%ポイントの追加利下げが予想される
パウエルFRB議長の見解 今回の決定について
- 適切な政策調整により雇用の強さを維持できるという確信が強まったことを反映
- 0.5%ポイントの利下げが今後のFOMCの標準的な動きだと考えるべきではない
FOMCの目標
- 最大限の雇用を支え、物価上昇率(インフレ率)を目標の2%に戻すことに強くコミット
経済予測の変更点 失業率
- 2024年末時点での失業率の中央値予想を4.4%に引き上げ(現在は4.2%)
インフレ率
- 2024年末のインフレ率の中央値を2.3%と予想
- インフレ率が目標の2%に低下するのは2026年まで
経済成長率
- 2024年末の経済成長率予想を2%へと若干引き下げ
その他の注目点 ボウマン理事の反対票
- 0.25%ポイントの利下げを主張し、決定に反対票を投じた
- 政策決定に理事が反対したのは2005年以来
長期のFF金利見通し
- 2.9%と前回の2.8%から引き上げ
- パウエル議長は新型コロナウイルス禍前の超低金利に戻る可能性は低いとの認識を示した
まとめ(解説)
FOMCは0.5%ポイントの利下げを決定し、米国の雇用市場の回復を目指した積極的な政策転換を開始しました。
パウエルFRB議長は、今回の決定が適切な政策調整を反映していると述べる一方で、0.5%ポイントの利下げが今後のFOMCの標準的な動きだと考えるべきではないと警告しました。
経済予測では、失業率やインフレ率、経済成長率の見通しが若干修正されました。また、ボウマン理事が反対票を投じるなど、注目すべき点もありました。
FOMCは引き続き最大限の雇用と物価安定の目標達成にコミットしていくとしています。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み(前日比)
今日
昨日
次回利下げ確率(前日比)
2024/09/18(次回FOMC)
- 0回→32.39%
年内利下げ確率
- 0回→20.69%(%)
- 1回→79.31%(%)
- 2回→0%(%)
- 3回→0%(%)
米国債市場
米国債の動き
- 米国債、一時上昇するも再び下落
- 短期債が長期債をアウトパフォーム
- パウエル議長の発言が一部影響
主要国債利回りの変化
- 米30年債利回り: 4.03% (+1.74%)
- 米10年債利回り: 3.71% (+1.75%)
- 米2年債利回り: 3.62% (+0.46%)
市場関係者の見解
ナンシー・テングラー氏(ラッファー・テングラー・インベストメンツ)
- 50bpの利下げはFRBのフライングであり、後ろ向きなデータに近視眼的に焦点を当てていると批判
国債イールドカーブの変化
- 2年債と10年債の利回り格差が2022年7月以来の最もスティープな水準に
- FRBの50bpの大幅利下げを受けて、利回り格差は一時10.2bpまで拡大
FRBの見解
- インフレ率の目標達成に向けて確信を強めている
- 雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクがほぼ均衡していると判断
市場関係者の追加見解
トーマス・マーティン氏(グローバルト・インベストメンツ)
- FRBは適切な判断を下していることを示したい
- 今後も利下げの余地は大いにある
トム・ヘインリン氏(USバンク)
- 利下げの背後にあるメッセージが重要
- 利下げは悪要因に対する予防策ではなく、金利を高水準から引き下げる機会とFRBが感じている
まとめ(解説)
米国債市場では、FRBの0.5ポイントの大幅利下げを受けて、短期債が長期債をアウトパフォームする形で推移しました。
国債イールドカーブは2022年7月以来の最もスティープな水準となり、FRBの金融政策に対する市場の反応が表れました。
一部の市場関係者からは、FRBの判断に対する批判的な見方も示されましたが、同時にFRBが適切な判断を下していることを示したいという意図や、今後の利下げ余地についても言及されました。
FRBは、インフレ率の目標達成に向けた確信を強めており、金利を高水準から引き下げる機会と捉えているようです。
為替市場(FX) 通貨強弱(前日)
通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑