2025/1

【経済、金融ニュースまとめ】・海外記事をわかりやすく要約・2025/1/21

【経済、金融ニュースまとめ】

 海外記事わかりやすく要約とは?

 

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昨日の市況まとめ 1分解説

 

経済指標カレンダー

金融ポータルサイト、Investing.com 日本によって提供されている経済カレンダー

 

株式市場(総合ニュース)

昨日のマーケットの動き 

 

米国株式市場 キング牧師生誕記念日のため休場

 

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)

アメリカ 利下げ織り込み

今日

昨日

2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)

現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)

 ※1回⇨0.25% 

  • 0回→99.47%(+1.61%)
  • 1回→0.53%(-1.61%)

年内12月まで利下げ確率(回数)

※1回⇨0.25%

  • 1回→49.51%(+3.46%)
  • 2回→50.49%(-3.46%)
  • 3月利下げ確率→30.53%(+2.39%)
  • 5月利下げ確率→54.78%(+4.33%)

米国債市場 キング牧師生誕記念日のため休場

為替市場(FX) 通貨強弱

通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

 

為替市場の動向:ドル指数が急落、円や主要通貨が上昇

20日の外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル指数が一時1.3%下落し、先週記録した26カ月ぶりの高値から急反落しました。これは、トランプ次期大統領が就任初日に新たな関税発動を見送る見通しとの報道に反応したものです。


主要為替レートの動き

通貨ペア 直近値 前日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 108.26 -1.00 -1.00%
ドル/円 ¥155.75 -¥0.62 -0.40%
ユーロ/ドル $1.0394 +$0.0122 +1.20%
ドル/カナダドル 1.4295 -0.0188 -1.30%
中国人民元 7.2790 -0.0450 -0.60%

市場の注目点

1. トランプ新政権の政策

  • トランプ氏が新たな関税発動を見送る見通しとの報道がドル安の主因。
  • 就任演説では具体的な関税措置には触れず、新機関「外国歳入庁」の設立を改めて表明。

2. 円高進行

  • ドル/円は0.4%安の155.75円。一時154円台に迫る場面もあり、今週の日銀金融政策決定会合への利上げ期待が背景。
  • 日銀が利上げに踏み切る確率は市場で高く見積もられています。

3. ドル安と主要通貨の上昇

  • ユーロは1.2%上昇して1.0394ドル。一時2年ぶりの安値(1.0177ドル)から急回復。
  • カナダドル人民元も対ドルで上昇。特にカナダドルは12月中旬以来の高値を記録。

4. 仮想通貨ビットコイン

  • ビットコインは1.8%安の10万2745ドル。一時過去最高値(10万9071ドル)を記録後、反落。

専門家のコメント

バレンティン・マリノフ氏(クレディ・アグリコル)

「市場はトランプ氏が積極的な関税措置を取らないことに安堵している。第2次政権のスタートが市場を揺るがすようなものではないとの認識が広がった」

キャロル・コング氏(コモンウェルス銀行)

「市場は政策発表に注目しており、トランプ氏が掲げる公約が実行されないことでリスク選好ムードが高まる可能性がある」


今後の注目点

1. トランプ新政権の具体的政策

  • 外国歳入庁の設立や貿易政策の詳細がドルや円の方向性に影響。
  • 習近平主席との協議内容が市場のリスク許容度を左右する可能性。

2. 日銀の金融政策決定会合

  • 23日~24日の会合での利上げ決定の可能性が注目され、円高圧力が続く見通し。

3. 米国経済指標の動向

  • トランプ新政権の政策を背景に、今後のインフレ指標やFRBの動向が鍵となる。

まとめ

ドルは関税政策見送りの報道を受けて急落し、円や主要通貨が上昇する展開となりました。市場はトランプ新政権の政策詳細と、日銀の利上げの有無に注目しており、これらが今週の為替相場を左右する重要な要因となります。

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