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目次
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米国株式一週間の動き(S&P500)
一週間の米国株式市場 まとめ
週前半(1/20~1/21):休場明け、勢いづく米国株
1/20(月)
- キング牧師生誕記念日のため米国株式市場は休場。
1/21(火)
休場明けの米株式市場は上昇してスタート。
トランプ大統領が想定ほど強硬ではなかったとの見方から、米企業への追い風が意識される。
AI関連投資(ソフトバンクG・オープンAI・オラクルによる大規模投資)が報じられ、AI関連ETFが3年ぶり高値に。
ネットフリックスが2025年売上高見通しを上方修正し、時間外取引で一時11%高。
週中盤(1/22~1/23):最高値更新、トランプ演説が追い風
1/22(水)
主要3指数(S&P500、ダウ、ナスダック)そろって続伸。
大型ハイテク株「マグニフィセント・セブン」が相場をけん引。
決算好調のネットフリックスは約9.7%高、AI投資が注目されたオラクルも7%ほど上昇。
JPモルガンのダイモンCEOは「市場に過熱感」があると指摘。
1/23(木)
S&P500が4営業日続伸し、取引終盤に史上最高値を更新。
トランプ大統領がダボス会議で「金利引き下げ」「OPECに原油価格引き下げ圧力」を表明。
ただし「米国内で生産しないなら関税」という警告も再度発信。
半導体銘柄はASMLなどが下落し、やや重しに。
週後半(1/24):4日連続上昇が一服も、週間では好パフォーマンス
1/24(金)
S&P500は反落したものの、週間では約2%上昇。
就任週としては、1985年レーガン元大統領2期目以来の高パフォーマンス。
トランプ大統領の減税・AI投資への意欲と、対中関税への不透明感が入り混じる。
来週にFOMCや大手テック企業決算を控えて警戒感が台頭。
ミシガン大学消費者マインド指数は6カ月ぶりに低下した一方で、インフレ期待は上昇。
まとめ:トランプ政権への期待と警戒が交錯
週前半は祝日明けの上昇スタートから、AI投資やネットフリックス好調決算が投資家心理を支えました。
週中盤にかけては、トランプ大統領の強硬保護主義がやや後退しているとの観測から、S&P500が史上最高値を連日更新。
しかし週末は来週のFOMCとテック決算を控えて一服。インフレへの警戒もくすぶるなかで、市場には強気ムードと慎重姿勢が入り交じっています。
今後の焦点は、トランプ政権の具体的な通商政策やAI関連投資の詳細、そして金融政策がどう折り合いを見せるか。引き続き上下にブレやすい展開が予想されますが、強気派は「下がったところは買いの好機」と見ているようです。