2025/2

【経済ニュースまとめ】株式市場の一週間まとめ2/10~2/14

【経済ニュースまとめ】

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米国株式一週間の動き(S&P500)

先週

 

為替市場の一週間まとめはこちら

一週間の米国株式市場 まとめ

2/10(月):米株はテクノロジー・素材株に牽引され反発

主要指数

  • S&P500種株価指数:6066.44(+0.67%)
  • ダウ平均:44470.41(+0.38%)
  • ナスダック総合:19714.27(+0.98%)

注目ポイント

  1. 前週末はインフレや米関税への懸念で下落したが、この日はテクノロジー株や素材株への買いが入り反発。
  2. エヌビディアが5営業日続伸(累計約+15%)、メタ・プラットフォームズも16営業日連続上昇。
  3. トランプ大統領が米国に輸入される鉄鋼・アルミニウムに25%の関税を計画中と表明し、米鉄鋼株(USスチール、アルコアなど)が買われた。
  4. 今週は米インフレ指標(CPIなど)とパウエルFRB議長の議会証言、関税の動向が相場の焦点。

2/11(火):米株は小動き、ハイテク大手まちまちもメタは17連騰

主要指数

  • S&P500種株価指数:6068.50(+0.03%)
  • ダウ平均:44593.65(+0.28%)
  • ナスダック総合:19643.86(-0.36%)

注目ポイント

  1. S&P500は狭い値動き、ハイテク株は総じて軟調だったが、メタ・プラットフォームズは17営業日連続で上昇。
  2. 半導体関連のインテル、グローバルファウンドリーズが大幅高。米国内で最先端AIハードの生産を促す政策への期待感。
  3. トランプ大統領は鉄鋼・アルミへの追加関税を「例外なく」課すと再度強調。相互関税発表も予告。
  4. パウエルFRB議長は上院銀行委員会で証言し、利下げを急ぐ必要性の低さを改めて示唆。インフレは引き続き高水準との認識。
  5. 個別ではコカ・コーラが既存店売上高の好調を受け4.7%高。テスラは買収報道が嫌気され3%下落。アップルは中国アリババとのAI機能開発報道で2.2%上昇。

2/12(水):米株は反落も下げ幅縮小、テスラ上昇しナスダックはわずかにプラス

主要指数

  • S&P500種株価指数:6051.97(-0.27%)
  • ダウ平均:44368.56(-0.50%)
  • ナスダック総合:19649.95(+0.03%)

注目ポイント

  1. 前日発表の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、利下げ観測がやや後退。S&P500は一時1%超下げる局面も。
  2. テスラなど大手テクノロジー株の上昇や、メタ・プラットフォームズ18日連続高でナスダック総合は引けにかけてプラス圏浮上。
  3. パウエルFRB議長は下院でも「利下げを急ぐ必要はない」と表明し、インフレ鎮静にはまだ道半ばとの認識を示す。
  4. 米10年債利回りの上昇傾向が株式ボラティリティを高める要因との見方も。

2/13(木):ハイテク主導で大幅続伸、S&P500が最高値に接近

主要指数

  • S&P500種株価指数:6115.07(+1.04%)
  • ダウ平均:44711.43(+0.77%)
  • ナスダック総合:19945.64(+1.50%)

注目ポイント

  1. 大型テックが相場を押し上げ、S&P500は1%超上昇。1月下旬に付けた過去最高値に迫る。
  2. 「マグニフィセント・セブン」に連動する指数は+1.8%。テスラやエヌビディアが上げを主導し、アップルも続伸。メタは19営業日連続高。
  3. 卸売物価指数(PPI)は予想を上回る伸びも、PCEに組み込まれる項目は低調で、債券市場はインフレ警戒をやや後退。
  4. トランプ大統領は「相互関税」実施を示唆も、実際の発動時期は先送りとの見方が広がり、マーケットへの大きな影響は限定的。

2/14(金):米株まちまち、ナスダック最高値更新もS&P500はほぼ横ばい

主要指数

  • S&P500種株価指数:6114.63(-0.01%)
  • ダウ平均:44546.08(-0.37%)
  • ナスダック総合:20026.77(+0.41%)

注目ポイント

  1. トランプ大統領の「相互関税」発動が即日には至らなかったことを受け、相場全体は材料難。S&P500は小幅安、ナスダックは最高値を更新。
  2. メタ・プラットフォームズは20営業日連続上昇。デル・テクノロジーズはイーロン・マスク氏のAI企業「xAI」との大型取引協議報道で上昇。
  3. 米小売売上高の弱さが指摘される一方で、インフレや金利動向への懸念は引き続きくすぶる。
  4. 週明け17日(プレジデンツデー)は米市場が休場となるため、週末要因もあり出来高はやや減少気味。

 

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