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【経済、金融ニュースまとめ】・海外記事まとめ
※更新はAM8:00頃
米雇用統計、強弱混在―市場は利下げの可能性を排除
7日に発表された米雇用統計は、雇用者数の伸びが市場予想を下回った一方で、失業率は4.0%に低下、過去2カ月分の雇用者数は大幅に上方修正されるなど、強弱が混在する結果となりました。
平均時給の伸びも市場予想を上回っており、労働市場が引き続き健全であることが示唆されています。今回の統計を受けて、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げはほぼ選択肢から外れたと市場関係者は見ています。
市場関係者の見方
- ロンバー・オディエのイエルポ氏
「労働市場は依然として堅調で、短期金利が高い水準を維持できる可能性がある。一方で、主要な雇用創出部門ではやや減少しており、ディスインフレ(インフレ抑制)実現には良い兆候だ」と述べています。 - プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏
「非農業部門雇用者数の伸びが予想外に弱かったものの、全体的には労働市場が底堅く、FOMCが早期に利下げに踏み切る理由はない」と指摘。 - GDSウェルス・マネジメントのグレン・スミス氏
「過去2カ月分の大幅な上方修正を踏まえると、今回の雇用者数の下振れは理解できる。今後も複数の統計で弱い結果が出ない限り、利下げはすぐには行われないだろう」と述べています。 - ゴールドマン・サックスのリンゼイ・ロズナー氏
「一時的な要因(カリフォルニア州の山火事や寒波)が影響している可能性があり、金融当局は過度な解釈を避けるだろう」とコメントしました。 - シット・インベストメント・アソシエーツのドティ氏
「利下げはあと1回据え置かれるだろう。労働市場は引き続き健全であり、利回りの上昇が予想される」との見方を示しました。 - eToroのブレット・ケンウェル氏
「賃金上昇は労働者や消費にとって良いニュースだ。一部の投資家はインフレへの影響を懸念しているが、株式市場は穏やかなインフレ下で良好なパフォーマンスを示す傾向がある」と述べています。
雇用統計と利下げの関係
米雇用統計は、失業率や賃金の動向を示す重要な経済指標です。労働市場が好調であれば、消費が活発化し、景気が拡大します。その結果、米金融当局(FOMC)はインフレ抑制のため、利下げを控える傾向にあります。
米金融政策に与える影響
今回の統計を受け、市場は3月の利下げの可能性を排除し、現状維持(据え置き)を見込んでいます。インフレが穏やかに進行し、労働市場が堅調なままであれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は高金利政策をしばらく維持することが予想されます。市場参加者は、今後も雇用統計や物価指数の動向を注視する姿勢を強めています。
まとめ
今回の米雇用統計は、強弱が入り混じった内容でしたが、労働市場が依然として堅調であることが確認されました。この結果、早期の利下げは見送りとなる見通しです。
※更新はAM8:00頃
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