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目次
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昨日の市況まとめ 1分解説

株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き

債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日

昨日

ベッセント財務長官の発言で米国債相場上昇、パウエル議長の進退問題が焦点
米国債相場は上昇し、利回りが低下しました。一時的に下落していた相場が再び上昇に転じたのは、ベッセント財務長官がパウエルFRB議長について「辞任すべき理由は見当たらない」と発言したことが要因です。
主要な利回り変化
各年限の米国債利回りは軒並み低下しました
- 米2年債利回り:3.83%(-3.2bp)
- 米10年債利回り:4.34%(-3.4bp)
- 米30年債利回り:4.92%(-2.8bp)
※bp(ベーシスポイント):金利の単位で、1bp=0.01%を表します
特に金融政策の変化に敏感な2年債利回りは、一時3.82%まで低下し、3日ぶりの低水準を記録しました。
パウエル議長の進退問題が市場に影響
トランプ大統領との対立
現在、パウエルFRB議長は関税政策のインフレへの影響を慎重に見極めるため、政策金利を据え置いています。しかし、この姿勢に対してトランプ大統領は批判を強めており、議長の進退が債券投資家にとって重要な関心事となっています。
財務長官の支持表明
ベッセント財務長官はFOXビジネスのインタビューで、パウエル氏が希望するなら5月の任期満了まで議長職にとどまるべきだとの考えを示しました。
投資専門家は「この支持表明により、特に長期債券市場に一定の安心材料を提供する可能性がある」と分析しています。
来週のFOMCを控えた市場の様子見姿勢
金利据え置きが濃厚
来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC※)では、FRBが政策金利を据え置くとの見方が市場では大勢を占めています。
※FOMC:アメリカの金融政策を決定する会議体
今後の利下げ時期に注目
市場参加者は、FRBがいつ利下げを再開するかの兆候を注視しています。材料不足から様子見ムードが強い状況が続いています。
まとめ
✅ ベッセント財務長官のパウエル議長支持発言により、米国債相場が上昇し利回りが低下した
✅ 全年限で利回りが2-3bp程度低下し、特に2年債利回りは3日ぶりの低水準を記録
✅ パウエル議長の進退問題は債券投資家の重要な関心事となっている
✅ 来週のFOMCでは金利据え置きが予想されるが、利下げ再開時期への注目が高まっている
✅ 材料不足により市場は様子見ムードが強い状況が続いている