【経済ニュースまとめ】
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目次
- 1 ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
- 2 昨日の市況まとめ 1分解説
- 3 経済指標カレンダー
- 4 株式市場(総合ニュース)
- 5 債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
- 6 為替市場(FX) 通貨強弱
- 7 コモディティ市場
ファンダメンタル分析【オススメ】書籍紹介(書評)サイト
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昨日の市況まとめ 1分解説
経済指標カレンダー
株式市場(総合ニュース)
昨日のマーケットの動き
米国株式市場はクリスマス後の薄商いで小動き
S&P500種株価指数とナスダック総合指数は小幅に下落
- 欧州主要市場の休場により出来高は過去1カ月平均を大幅に下回る
- 失業保険統計は強弱まちまちで、金融政策の見通しに影響せず
ダウ工業株30種平均は小幅に上昇し、5営業日続伸
- 米国債利回り上昇を受け、一部の大型テクノロジー株は売られる
市場関係者の見解
- ケニー・ポルカリ(スレートストーン・ウェルス)
- 新年までは経済指標が相場を動かすことはない
- 商いは低調なままの見通し
- ジョナサン・クリンスキー(BTIG)
- 年末にかけてS&P500種株価指数は最高値を更新する可能性
- 1月に入るとボラティリティーが再び高まると警鐘
個別銘柄の動向
超大型株はほとんどが下落
- アップルはウェドブッシュの強気なリポートを受けて堅調
- ゲームストップは「ロアリング・キティ」キース・ギル氏のX(旧ツイッター)投稿に反応し急伸
失業保険統計は強弱まちまち
継続受給者数は予想を上回る増加で約3年ぶりの高水準
- 失業者の就職までの期間が長期化していることを示唆
新規申請件数は12月21日までの週に21万9000件に減少
- 1カ月ぶりの低水準を記録、依然として堅調な労働市場と整合
サンタクロース・ラリーに期待
S&P500種株価指数は1969年以降、年末年始の7営業日で平均1.3%上昇
暗号資産(仮想通貨)関連銘柄が下落
ビットコインの下落を受けて売られる
- マイクロストラテジー、MARAホールディングス、コインベース・グローバルは1.9~4.8%安
セクター別動向
一般消費財が0.6%安と下げが目立つ
軟調な原油価格を背景にエネルギーも0.1%下落
まとめ
米国株式市場はクリスマス後の薄商いの中、失業保険統計が強弱まちまちとなり、金融政策の見通しに影響を与えなかったことから、総じて小動きとなった。
S&P500種株価指数とナスダック総合指数は小幅に下落したが、ダウ工業株30種平均は5営業日続伸した。
市場関係者からは、年末にかけての上昇と1月のボラティリティー上昇に対する見解が示された。個別銘柄では、アップルが堅調だった一方、暗号資産関連銘柄はビットコインの下落を受けて売られた。
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
アメリカ 利下げ織り込み
今日
昨日
2025/1/29(次回FOMC) 次回利下げ確率(前日比)
現在の米政策金利⇨425-450(4.25%)
※1回⇨0.25%
- 0回→87.17%(-4.28%)
- 1回→12.83%(+4.28%)
来年12まで利下げ確率(回数)
※1回⇨0.25%
- 1回→48.84%(-12.13%)
- 2回→51.16%(+12.13%)
米国債市場は年末の薄商いの中、まちまちの動き
2~10年債は小幅高、20~30年債は小幅安
- 7年債入札(規模440億ドル)が好調となり、上昇していた利回りは前日終値水準付近に低下
- 最高落札利回りは4.532%と、入札前取引の利回り4.553%を下回る
- 7年債の落札利回りとしては5月以来の高水準
- 今回の入札は利付国債としては今年最後
7年債入札の結果を受け、国債利回りは全般的に上げ幅を縮小
7年債入札は堅調な需要を集める
- 最高落札利回りは4.532%と、入札前取引を約2bp下回る
- 応札倍率は2.76倍と、2020年3月以来の高水準に並ぶ
- 7年債利回りは低下し、終盤の取引で4.518%
他の年限の動向
- 10年債利回りは4.588%(一時は4.641%と、5月2日以来の高水準)
- 30年債利回りは4.765%と、0.5bp上昇
- 2年債利回りは4.334%と、0.4bp上昇(一時は4.367%まで上げる)
2年債と10年債の利回り格差は24.3bp
FRBの金融政策見通し
今年は3回の利下げを実施し、FF金利誘導目標は現在4.25~4.50%
市場では来年1月の次回会合での追加利下げの可能性は低いとの見方が大勢
まとめ
米国債市場は年末の薄商いの中、まちまちの動きとなった。
2~10年債は小幅高となる一方、20~30年債は小幅安となった。7年債入札が好調だったことを受け、上昇していた利回りは前日終値水準付近に低下した。
7年債の最高落札利回りは4.532%と、5月以来の高水準となった。10年債利回りは一時8カ月ぶりの高水準を付けたものの、7年債入札の結果を受け、国債利回りは全般的に上げ幅を縮小した。
FRBは今年3回の利下げを実施しているが、市場では来年1月の次回会合での追加利下げの可能性は低いとの見方が大勢となっている。
為替市場(FX) 通貨強弱
通貨全体(前日)
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑