経済ニュース速報まとめ
わかりやすい「AI市場分析」とは？
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株式市場（総合ニュース）
昨日(5日)は金利上昇、ドル小幅高、株高でした。
米国株式市場の動向
概要
- ５日の米国株式市場は、３月の米雇用統計が市場予想を上回り反発。
- 高金利が長期化するリスクが意識されつつも、米経済の堅調さが企業利益の押し上げにつながるとの期待が広がった。
主要指標
- S&P500種株価指数: 5204.34 (+57.13, +1.11%)
- ダウ工業株30種平均: 38904.04 (+307.06, +0.80%)
- ナスダック総合指数: 16248.52 (+199.44, +1.24%)
米雇用統計のハイライト
- 非農業部門雇用者数: 30万3000人増（約1年ぶりの大幅増）
- 失業率: 3.8％に小幅低下
- 平均時給: 市場予想に一致
業種動向
- S&P500種の主要11業種: 全てプラス圏で終了
- メタ・プラットフォームズ: 大型株の上昇を主導
- テスラ: 3.6％下落（イーロン・マスクCEOが低価格車の計画取りやめ報道を否定）
金融市場の反応
- スワップ市場: 9月以前の利下げ織り込み消滅
- 利下げ予想: 6月52％、7月100％未満
- 2023年利下げ幅予想: 約67ベーシスポイント（75bp未満）
専門家の見解
- クリス・ザカレリ（IAA CIO）: 個人消費と企業収益が重要。利下げなしや追加利上げは株式市場に悪影響。
- グレン・スミス（GDSウェルス・マネジメント）: 雇用統計は経済の底堅さを示す。
- 米ダラス連銀・ローガン総裁: 利下げ検討は時期尚早。
- FRBボウマン理事: インフレ上振れリスクに警戒。
- プレストン・コールドウェル（モーニングスター）: 米政策決定はインフレ指標に依存。
今後の注目点
- 消費者物価指数（CPI）、生産者物価指数（PPI）の発表。
- 4月30日－5月1日のFOMCに向けたインフレ指標（PCE価格指数）の発表。
債券市場 金利市場(FedWatch)
今日
昨日
米国債
雇用統計と市場反応
- 雇用者数: 3月に30万3000人増加、1年ぶりの大幅増
- 失業率: 低下
- 米国債相場: 雇用統計発表後、売りが膨らむ
利下げ観測の後退
- 早期の利下げ期待: 予想を大きく上回る雇用統計を受け消失
- 利下げの完全織り込み: 9月に後ずれ
- スワップ市場: 6月の利下げ予想確率約52％、7月は100％を割り込む
国債利回りの動向
- 10年債利回り: 約4.40％に上昇、4.5％を再び視野に
- 原因: 力強い雇用統計と原油価格の上昇
市場の解釈と見通し
- ダラス連銀ローガン総裁: 利下げ検討は「あまりに早過ぎる」と発言
- マクロ戦略責任者ピーター・チール氏: 国債利回りは上昇を続けると指摘
- 米連邦準備制度理事会元理事ランドール・クロズナー氏: 労働参加率上昇を良いニュースと評価
投資家の意向
- 雇用統計発表後の反応: 国債が下落した場合、57％が購入を検討
- 長期投資家: 利回り上昇は買いの好機となる可能性あり
その他の指標と市場の動き
- 労働参加率: 62.5％から62.7％に上昇
- 年初の予想: 米金融当局が1.5ポイントの利下げを実施するとの見方が一部に存在
- インフレ低下の進展: 鈍化しているものの、成長指標は堅調
為替市場（FX） 通貨強弱
通貨全体
ドル単体
為替市場の概要
米雇用統計と円の動向
- 米雇用統計の影響: 米雇用統計が予想を上回る結果となり、円は一時151円75銭まで対ドルで下落。
- 円の警戒水準: 152円のラインは日本の通貨当局が市場介入を検討する可能性のある水準として警戒されている。
主要通貨の動き
- ドル指数: ブルームバーグ・ドル指数は1242.70で変動なし。
- ドル/円: 151.63円で、前営業日比+0.29円（0.19%の上昇）。
- ユーロ/ドル: 1.0837ドルで変動なし。
専門家の見解
- ヘレン・ギブン氏（マネックス外国為替トレーダー）: 米金融当局の対応について言及。6月の利下げは先送りされ、7月の利下げを予想。
その他の通貨の動向
- カナダ・ドル: 3月の雇用統計が予想外の減少を示し、主要通貨に対して下落。
- ポンド/ドル: 0.04%の下落。
- 豪ドル/米ドル: 0.08%の下落。
暗号資産の状況
- ビットコイン: 0.53%の下落。
- イーサリアム: 0.09%の上昇。
政策メーカーの発言
- 鈴木俊一財務相: 為替相場はファンダメンタルズを反映し、安定的に推移することが望ましいと述べる。
- 植田和男・日銀総裁: 為替の動向が賃金・物価に影響を与える場合、金融政策として対応する理由になると言及。
市場予測
- 雇用統計による市場反応: 米雇用統計の結果を受け、6月の利下げ確率が54.5%に低下。年内の利下げ回数予想も2回に減少。
その他の市場 金 原油
原油
ニューヨーク原油先物相場
- 6日続伸
- 北海ブレント原油: 1バレル＝90ドルを上回る
地政学リスク
- 中東情勢エスカレート
- イスラエル対イランの緊張高まる
市場の見方
- シールドロップ氏（SEB）: 「市場はイランの報復を懸念」
- JPモルガン・チェース: 北海ブレントが1バレル＝100ドルまで上昇する可能性
- ANZバンキング・グループ: 3カ月見通しを95ドルに引き上げ
NYMEX & ICE
- WTI先物5月限: 1バレル＝86.91ドル（0.4％上昇）
- 北海ブレント6月限: 91.17ドル（0.52ドル上昇）
金
金スポット相場
- 反発し最高値を更新
米雇用統計の影響
- 米国債利回りとドルが一時上昇
- 金スポットは1オンス＝2330.50ドルまで上昇
市場の見方
- イマル・カサノバ氏（バン・エック・アソシエーツ）: 「金市場は上値余地がある」
COMEX金先物
- 6月限: 36.90ドル（1.6％）上昇し2345.40ドルで引け
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊
