2024/5

【経済ニュースまとめ】・わかりやすく要約・2024/5/15

【経済ニュースまとめ】

 わかりやすく要約とは?

 

このサイトは、ファンダメンタル分析の軸である海外記事(Bloomberg、Reuters)をAIを使い、主要なファンダメンタルを初心者にも分かりやすく要約しています。

株、金利、FX(為替)原油、金などのファンダメンタルをまとめています。

情報収集の時短にぜひ活用してください。

国内外の経済動向、株式市場、為替、金利、企業の業績など幅広いトピックについて、専門家による解説や独自の視点を交えて分析。

初心者から上級者まで、経済に関心のある方々に役立つ情報を迅速かつリアルタイムでお届けします。

当サイトの目標は、誰もが経済情報にアクセスしやすく、理解しやすい形で提供することで、より多くの人々が経済知識を身につけ、投資やビジネスの世界に参加できるようになることをサポートすることです。

昨日何が起きたのかを把握することで、今日の値動きなどのシナリオ構築に役立てればと思います。

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株式市場(総合ニュース)

昨日(14日)は金利低下、ドル小幅安、株高でした。

S&P500とテクノロジーハイテク銘柄の上昇

  • S&P500種株価指数: 5246.68 (+0.48%)
  • ダウ工業株30種平均: 39558.11 (+0.32%)
  • ナスダック総合指数: 16511.18 (+0.75%)
  • テスラとエヌビディアによる上昇けん引
  • ミーム株の活況(ゲームストップ、AMCエンターテインメント)

米金融政策とインフレ指標

米PPIとFRB政策

  • 4月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回るも、個人消費支出(PCE)価格指数の主要カテゴリーは安定
  • FRB議長パウエル: 長期間の高金利政策維持の強調

米消費者物価指数(CPI)への期待

  • 15日に発表される米消費者物価指数(CPI)に注目
  • 4月コアCPI: 前月比で鈍化が予想される半年ぶりの低下、3年ぶりの低伸び3.6%の見通し

市場専門家の分析

  • エバコア: 4月のPPIからCPIへの注目度増、細部にわたる混在シグナル
  • BNPパリバ: インフレに関する慎重姿勢は維持、利下げにはさらなるデータが必要
  • アメリプライズ: インフレの減速予測、市場はインフレの反転上昇を警戒
  • バンク・オブ・アメリカ: 楽観的な投資家ムードとスタグフレーション警戒

 

債券市場 金利市場(FedWatch)

今日

昨日

利下げ織り込み(前日比)

今日

昨日

  • 2024/07/31 28.07%(+1.88%)
  • 2024/09/18 81.07%(+7.88%)

利回りの変動

  • 利回り低下:米国債相場は利回りが低下し、市場予想を上回るPPI発表直後に一時上昇した後、下落。
  • 利回り低下の背景:CPI発表を翌日に控え、利回り低下幅が拡大。

経済指標の影響

  • 4月PPIの結果:前月比で0.5%上昇。サービスと財の価格が大幅に上昇し、インフレが高止まりしている兆し。
  • PPIとCPIの相関性:ジャニー・モンゴメリー・スコットのガイ・レバス氏によると、PPIのサプライズがCPIの予測に直接的な影響を与えるわけではない。

今後の注目点

  • 4月CPIの予想:コアCPIは前月比0.3%上昇と予想されており、前月の0.4%から伸びが鈍化すると予測。
  • 市場の反応:CPI発表に向けた市場の慎重な動向。

10年債利回りの動き

  • 4月15日の結果:4.445%となり、4bp低下。
  • PPI発表直後の利回り:一時4.534%に到達し、5月3日以来の高水準。

 

為替市場(FX) 通貨強弱(前日)

通貨全体
ドル単体↑こちらのチャートはFX-laboさん↑

円の動き

  • 対ドル:一時0.3%下落し、1ドル=156円74銭まで落ち込む
  • 対豪ドル:0.36%高の103.59円

米ドルの動き

  • 対主要10通貨:全てに対して下落
  • ドル指数:約1週間ぶりの安値、0.02%安の104.99

ユーロの動き

  • 対ドル:0.3%高の1ユーロ=1.0826ドル、4月10日以来の高値

英ポンドの動き

  • 対ドル:0.25%高の1ポンド=1.2591ドル

オフショア人民元の動き

  • 終値:7.240元で横ばい、一時的に5月5日以来の安値へ

経済指標と政策

  • 米PPI:市場予想を上回る伸び、インフレ抑制のための利下げ観測が後退
  • パウエルFRB議長の発言
    • 利上げを想定せず、インフレには忍耐強く対処すべき
    • PPI結果を受けて「強弱入り交じっている」と評価

市場のリアクションと戦略

  • 市場反応:投資家はニュートラルな姿勢を強め、4月の消費者物価指数(CPI)発表を前にポジション調整
  • キャリートレード:豪ドル/円、メキシコペソ/円、ドル/円でリスク選好的な動きが続いている

今後の注目点

  • 4月のCPI発表への市場の反応
  • 円に対する市場の弱気な見方の持続

 

その他の市場 金 原油

ニューヨーク原油先物相場の動向

米経済指標と金融政策

  • 米経済指標によるインフレの根強さが示される。
  • 金融当局による年内利下げの見送りとの見方が強まり、原油価格に影響。

OPECプラスの動き

  • OPECプラスの一部主要国が生産枠引き上げを目指して生産能力の上方修正を望む。
  • 売り材料として市場に影響。

生産能力の再評価

  • OPECプラスが外部コンサルタントによる生産能力調査を依頼。
  • UAE、カザフスタン、イラク、クウェート、アルジェリアの生産枠引き上げの可能性調査中。

生産抑制と市場供給

  • OPECプラスの現行生産抑制に参加する8カ国の産油量が生産枠を上回る。
  • 6月1日の会合での減産体制延長が広く予想。

金市場の動向

金価格の反発

  • PPI発表後の金市場の反応は一時的に伸び悩むが、その後再び買い優勢となる。

主要因影響

  • PPIが予想を上回るも、金市場に大きな影響を与えるには至らず。
  • 明日のCPIが金市場の次の動きにとって重要。

地政学的リスクと市場需要

  • 中東の地政学的リスクと中央銀行の金購入による逃避需要。
  • 経済不安からの中国の金市場への投資意欲増加が強材料。

 

 

今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊