【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは？
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株式市場（総合ニュース）
昨日(16日)は金利上昇、ドル小幅高、株安でした。
ダウ工業株30種平均が4万ドルに到達
- 背景
- 利下げ見込みで米企業の業績拡大期待
- 経済の堅調、インフレ鈍化、企業業績の好調が後押し
- 影響
- 史上初の4万ドル到達は強気派にとって心理的な押し上げ材料
- その後、反落で終える
主要指数の終値と変化率
- S&P500種株価指数
- 終値: 5297.10
- 前営業日比: -11.05 (-0.21%)
- ダウ工業株30種平均
- 終値: 39869.38
- 前営業日比: -38.62 (-0.10%)
- ナスダック総合指数
- 終値: 16698.32
- 前営業日比: -44.07 (-0.26%)
市場の見通しとコメント
- インディペンデント・アドバイザー・アライアンス（IAA）
- CIO: クリス・ザッカレリ
- 見解: 4万ドルの壁突破は強気派にとって重要、株式投資は選択的に行うべき
- カーソン・グループ
- ライアン・デトリック氏
- 見解: 4万ドル到達は大きな節目だが、根本的な差はない
- モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメント
- CIO: リサ・シャレット
- 見解: ソフトランディングやノーランディングのシナリオに自信が高まっている
インフレと金利の影響
- JPモルガン・チェース
- CEO: ジェイミー・ダイモン
- 見解: 高インフレ圧力が続く可能性、高金利は長期化の恐れ
- インフレ要因: グリーン経済、軍備増強、インフラ支出、財政赤字
- リスク: インフレ高止まり、金利上昇のリスクは市場予想以上に高い
個別銘柄の動向
- ウォルマート
- 通期予想を上方修正し、大幅高
- ミーム銘柄
- ゲームストップ、AMCエンターテインメント・ホールディングスは大幅続落
まとめ
- 米株式市場は4万ドルの大台に到達したものの、反落で終了。
- 利下げ期待による企業業績の拡大が期待される一方、インフレと高金利のリスクが懸念されている。
- 投資家は選択的な株式投資が推奨されている
債券市場 金利市場(FedWatch)
今日
昨日
利下げ織り込み（前日比）
今日
昨日
- 2024/07/31 31.64%(-4.71%)
- 2024/09/18 85.64%(-13.71%)
米国債利回りの上昇
- 短期国債の利回り上昇
- 米2年債利回り：4.79%（+6.9bp、+1.47%）
- 中期国債の利回り上昇
- 米10年債利回り：4.38%（+3.5bp、+0.81%）
- 長期国債の利回り上昇
- 米30年債利回り：4.51%（+1.3bp、+0.29%）
- 要因
- 原油価格の上昇が利回りにさらなる上昇圧力を加えた。
連邦準備銀行総裁の発言
- リッチモンド連銀バーキン総裁
- サービス部門の物価が高水準。
- インフレ率を2%に引き下げるには高金利を維持する必要あり。
- ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁
- インフレデータは物価上昇圧力の緩和を示す。
- 金利調整にはさらなる証拠が必要。
- クリーブランド連銀メスター総裁
- インフレが2%目標に向かうには追加データが必要。
労働市場の動向
- 新規失業保険申請件数の減少
- 5月11日までの1週間の新規失業保険申請件数：22万2000件（前週比1万件減）
- 労働市場の底堅さを示す。
市場の期待
- 年内の利下げ予想
- トレーダーは年内2回の利下げを予想。
- 最初の利下げは9月になるとの見方が強い。
消費者物価指数（CPI）の影響
- 4月CPIの伸びの鈍化
- 物価上昇圧力の緩和を示唆。
- 早期の利下げには不十分との見解（ウィリアムズ総裁）
為替市場（FX） 通貨強弱（前日）
通貨全体
ドル単体
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑
ドルの動向
- ブルームバーグ・ドル・スポット指数: 小反発。前日は1カ月ぶりの安値。
- 現在値: 1245.42
- 前営業日比: +1.03
- 変化率: +0.08%
米国債利回り
- 上昇によりドル買いが入る。
為替レート
- ドル/円: 一時0.4%安の1ドル=155円53銭まで下落。
- 現在値: ¥155.40
- 前営業日比: +¥0.52
- 変化率: +0.34%
- ユーロ/ドル: $1.0867
- 前営業日比: -$0.0017
- 変化率: -0.16%
米経済指標
- 新規失業保険申請件数: 前週比1万件減少
- 住宅着工統計（4月）: 建設許可件数が2カ月連続で減少
- 輸入物価指数（4月）: 約2年ぶりの大幅上昇
市場の反応
- ドル上昇、4月の米輸入物価指数の伸びが約2年ぶりの大きさとなり、FRBのインフレ抑制への取り組みが継続するとの観測。
- FRBの利下げ時期に関する政策当局者の見解に大きな変化なし。
専門家の見解
- ブレイン・デインジャーフィールド氏（ナットウエスト・マーケッツ）
- 市場はインフレ兆候に敏感。輸入物価指数の伸び率は予想を上回る。
- 昨日の4月の米消費者物価指数（CPI）は大きな懸念なし。
- FRB政策に対する市場の見通しは大きく変わらず。
その他の通貨
- ユーロ: $1.0867 (-0.14%)
- 英ポンド: $1.1268 (-0.13%)
- ビットコイン: $65,088 (-1.35%)
その他の市場 金 原油
原油市場
WTI先物相場
- 続伸
- 価格範囲: 77－82ドル
- 理由:
- 米原油在庫減少: 先週250万バレル減少、2週連続で減少
- 米国のインフレ見通し: 4月米CPIコア指数の伸びが6ヶ月ぶりに鈍化
- 金融市場の反応: 利下げ観測が強まり、リスクオン
価格予測
- コメント: INGグループ商品戦略責任者、ウォーレン・パターソン氏
- 利下げ観測が原油相場を支える
- 新たな材料必要:
- OPECプラスの生産方針
価格詳細
- WTI先物6月限: 前日比60セント（0.8％）高の1バレル＝79.23ドルで終了
- 北海ブレント7月限: 0.6％上昇の83.27ドルで引け
金市場
相場動向
- 反落
- 理由:
- 米国債利回りが反発
- ドルの反発
- 金の投資妙味が低下
- 理由:
価格詳細
- 金スポット価格: 前日比4.31ドル（0.2％）下げて1オンス＝2381.68ドル
- 金先物6月限: 9.4ドル（0.4％）安の2385.50ドルで終了
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊
