【経済ニュースまとめ】
わかりやすく要約とは？
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株式市場（総合ニュース）
昨日(4日)は金利低下、ドル横ばい、株横ばいでした。
主要ポイント
- 小幅高で取引終了
- 予想を下回る雇用関連指標を受け、FRBによる利下げ観測が再確認された。
経済指標と市場の反応
- 4月のJOLTS（雇用動態調査）
- 求人件数が3年ぶりの低水準
- 労働市場の緩和を示唆
- 米国債利回りが低下
- 5月のISM製造業景気指数
- 2カ月連続で低下
- 米経済の減速を示唆
株価指数の動き
- 主要株価指数
- S&P 500: 5291.34 (+0.15%)
- ダウ工業株30種平均: 38711.29 (+0.06%)
- ナスダック総合指数: 16857.05 (+0.17%)
業種別の動向
- 上昇
- 不動産 (.SPLRCR)
- 主要消費財 (.SPLRCS)
- 下落
- 素材 (.SPLRCM)
- エネルギー (.SPNY)
個別銘柄の動向
- 上昇
- アマゾン・ドット・コム (AMZN.O)
- アルファベット (GOOGL.O)
- エヌビディア
- マイクロソフト (MSFT.O)
- 下落
- エクソンモービル (XOM.N): -1.6%
- シェブロン (CVX.N): -0.8%
- アクソス・ファイナンシャル (AX.N): -4.2%
- パラマウント・グローバル (PARA.O): -4.4%
利下げ観測
- CMEフェドウォッチ
- 市場が織り込む9月の利下げ確率: 65%
- 先週時点: 50%以下
市場の分析とコメント
- シエラ・ミューチュアル・ファンズ
- 経済指標は比較的弱い内容
- 債券市場の上昇を後押し
- 株式市場は利下げ発表を求めている
- BMOキャピタル・マーケッツ
- 米経済の減速と労働市場の変化に注目
- 「ゴルディロックス」はまだ終わっていない
- シティー・インデックス
- 債券利回りの低下と景気・企業利益への不安
- 弱いデータへの株式市場の反応が鈍い
投資家の動向
- バンク・オブ・アメリカ
- 顧客が57億ドル相当の株式を売り越し（5週連続）
- 機関投資家やヘッジファンドが売り越し
- リテール投資家は買い越し
企業ニュース
- インテル
- 台北国際コンピューター見本市（COMPUTEX）で新製品を発表
- エヌビディア
- サムスン電子の高帯域幅メモリー（HBM）認証プロセス進行中
債券市場 米金利(CMEのFedWatch ツール)
今日
昨日
総合的利下げ織り込み（前日比）
今日
昨日
- 2024/07/31 17.38%(+1.88%)
- 2024/09/18 76.38%(+8.88%)
労働市場の冷え込み兆候と利下げ観測の強まり
- 労働市場の冷え込みが見られ、賃金インフレリスクが低下
- 4月の求人件数が2021年以来の低水準に減少
- これにより、年内の利下げ観測が強まり、金利スワップ市場では11月の利下げが織り込まれ、9月の利下げ確率も上昇
国債市場の反応
米30年債利回り
- 4.48% (-17.2bp, -3.70%)
米10年債利回り
- 4.33% (-6.1bp, -1.38%)
- 4営業日での下げが30bpに接近
- 終盤の取引では7bp低下し、4.332%に一時4.314%と5月16日以来の低水準
米2年債利回り
- 4.77% (-3.6bp, -0.74%)
- 終盤の取引では5bp低下し、4.773%に一時4.749%と5月16日以来の低水準
市場の見解
- コメリカ・バンクのビル・アダムズ氏
- 労働市場の指標は雇用市場の著しい減速を示唆
- パウエル議長の発言により、利上げの可能性は低いと指摘
- ラザードのロナルド・テンプル氏
- 金融政策の緩和を始めるべき証拠が積み上がっていると主張
- BMOキャピタル・マーケッツのベイル・ハートマン氏
- 労働市場が軟化し、均衡してきていることが示された
経済指標と注目イベント
- 4月の雇用動態調査（JOLTS）
- 求人件数：8,059,000件（前月比29万6,000件減）
- 2021年2月以来の低水準
- 労働省が7日に5月の雇用統計を発表予定
為替市場（FX） 通貨強弱（前日）
通貨全体
ドル単体
↑こちらのチャートはFX-laboさん↑
為替市場の概要
- 円とスイス・フランが主要通貨に対して上昇
- 米経済統計を受けた米国債利回りの低下が影響
日本銀行の影響
- 日銀の氷見野良三副総裁による円安の影響に関する発言
- 今月の政策会合で債券購入減額を検討する可能性
- 氷見野副総裁のコメント:
- 円安が輸入品のみならず、幅広い影響をもたらす
- 為替相場の変動が経済・物価に及ぼす影響に注意
為替レートの詳細
- ブルームバーグ・ドル指数: 1252.41 (+0.06%)
- ドル／円: ¥154.89 (-¥1.19, -0.76%)
- ユーロ／ドル: $1.0879 (-$0.0025, -0.23%)
- ドル／円は154円55銭まで下落
- 米国債利回りの低下
- 損切りの売り発動
日銀の将来の政策
- 日銀が7月、10月、12月にそれぞれ0.25ポイントの利上げを実施し、政策金利を0.75%に引き上げる可能性 (TDセキュリティーズ)
- 年末時点の政策金利のコンセンサス予想は0.2%
ニューヨーク外為市場の動向
- ドル指数が小幅上昇
- 5月雇用統計の発表を控えた値固めの動き
- ドル指数: 104.12 (+0.1%)
- ドル／円: 154.74円 (0.8%安)
- 円が3週間ぶりの高値に急騰
米経済統計
- 4月の雇用動態調査（JOLTS）:
- 求人件数: 296,000件減の805,900件
- 2021年2月以来の低水準
その他の通貨
- ユーロ: 0.2%安の$1.0879
- 英ポンド: 0.3%安の$1.2777
- ドル／スイスフラン: 0.7%安の0.8898フラン
- スイスの5月の消費者物価指数（CPI）は前年同月比1.4%上昇
その他の市場 金 原油
原油市場
原油先物相場
- ニューヨーク原油先物
- 5営業日続落
- 約4カ月ぶりの安値
- ウェスト・テキサス・インターミディエート（WTI）
- 1バレル＝73ドル台で終了
- 97セント（1.3％）安の1バレル＝73.25ドル
- 北海ブレント
- 1バレル＝80ドルを割り込む
- 84セント（1.1％）安の77.52ドルで引け
OPECプラス
- 減産計画
- 年内に減産規模を縮小
- 10月以降、削減幅縮小へ
- 市場の反応
- 弱気なセンチメントの強まり
その他の影響要因
- アルゴリズム取引
- 商品投資顧問業者（CTA）の影響
- テクニカル指標
- 相対力指数（RSI）が30を下回る
- クラックスプレッドとタイムスプレッドの強まり
金市場
スポット価格
- ニューヨーク金スポット相場
- 反落
- 前日比22.58ドル（1％）安の1オンス＝2328.17ドル
金先物
- COMEX金先物
- 8月限：21.90ドル（0.9％）下落し、2347.40ドルで引け
経済データの影響
- 米労働市場
- 求人件数が減少、約3年ぶりの低水準
- 米国債利回り
- 低下
- スワップ市場が年内の米利下げペースを加速
市場の動向
- テクニカル的な売り
- 利下げ観測が強まるも、売り優勢
- コメント
- バート・メレク氏：利回りの低下にも関わらず金売りが続く
今日は以上になります。最後まで見て頂きありがとうございます😊
