今日は、最近注目を集めている経済指標について書いて行こうと思います。
それは、購買担当者景気指数です。PMIとも言われます。
こんなやつですね。
景気経済動向を探る指標として最近注目を集めています!
ちょっと難しそうな感じがしますが、全然そんな事なくて非常にシンプルな経済指標です。
購買担当者景気指数(PMI)
購買担当者景気指数(PMI)は、製造業やサービス業の購買マネージャーによるアンケートに基づいて算出されます。
- 購買担当者景気指数 (PMI)は、製造業やサービス業の経済動向を示す指数。
- PMIは、生産、新規訂正、雇用、インベントリ、予約高などの5つの指標をもとに算出される。
- PMIが50を超える場合は景気が改善していると言われ、50未満の場合は悪化していると言われる。
- PMIは、経済の未来の動向を予測するために重視され、投資家や中央銀行にとって重要な情報になる。
PMIは2種類ある
購買担当者景気指数(PMI)は、製造業用のPMIとサービス業用のPMIに分かれます。
製造業用のPMIは、製造業の購買マネージャーによるアンケートに基づいて算出され、製造業の生産や新規訂正などの指標をもとに算出されます。
サービス業用のPMIは、サービス業の購買マネージャーによるアンケートに基づいて算出され、サービス業の雇用や予約高などの指標をもとに算出されます。
両者とも同じく50を基準値とし、50を超える場合は景気が改善していると言われ、50未満の場合は悪化していると言われます。
また、国や地域によっても異なり、各国や地域毎にPMIが発表されます。例えば、米国ではISM(Institute for Supply Management)が発表しているPMIが有名です。
PMIのなにが大事?
購買担当者景気指数(PMI)は、製造業やサービス業の経済動向を示すため、重視されます。その特徴は以下のようになります。
- 未来の動向を予測するために有用: PMIは、経済の未来の動向を予測するために重視されます。PMIが上昇すれば、将来的にも経済が改善する可能性が高いと考えられ、逆に下落すれば、将来的にも経済が悪化する可能性が高いと考えられます。
- 早期に変化を捉えることができる: PMIは、月ごとに発表されるため、経済動向の変化を細かく把握することができます。PMIが急激に変化する場合は、経済が急激に変化していることを示します。
- 様々な指標を組み合わせることで、経済全体の動向を把握することができる: PMIは、生産、新規訂正、雇用、インベントリ、予約高などの5つの指標をもとに算出されます。これらの指標を組み合わせることで、経済全体の動向を把握することができます。
まとめ
- PMIには2種類ある(サービスと製造業)
- 企業にアンケートを実施する(購買マネージャー)
- 50を基準値として50を超える場合は経済が改善している(景気が良い!)
- 50未満の場合は経済が悪化している(景気が悪い)
- 各国毎月発表される(やっぱりアメリカが大事)
と言った感じで、アンケートを元に調査をしているので、現場の声が直に聞こえているわけですね。なので信憑性もあり速報性も高く景気動向を探れるので、近年の米国の急激な利上げよる景気後退懸念などを図る指標にもなるといったわけですね。
経済指標はその時の地合いで、注目のされ方が様々ですので常に相場を追いかけて最新のファンダメンタルを頭に入れておく必要があります。なれるまでは大変ですが、どんなテクニカル分析よりも精度が高いのがファンダメンタル分析だと思いますのでぜひ一緒に習得しましょう!
最後まで見て頂きありがとうございました。